こんにちは。
mizukiですニコニコさくらんぼ


 

中学1年生 支援級在籍

軽度知的障害(IQ50〜69)

ケーくんと、

姉のネー子、パパとの

静かな日常を書いていますスター





ケーくんは小学生の時

療育センターの定期検診で

気分障害と言われました。



今までの彼を知っていた人は

戸惑うほど

状態が変わりました。



わたしも

はじめの頃は

かなりショックでした。



それまでのケーくんは

「朗らか、素直」

という言葉がピッタリの

穏やかで、いつも楽しそうな

そんな子だったのです。



躁状態の時には

ハイテンションを振り切って

周囲に迷惑がかかるので、


その信じられないような

トラブルの連続は、


親としてのストレスも

大きかったです。





花




ケーくんは、母親からみても、

素直で、穏やかで、

お手伝いも喜んでする子でした。


怖がりで、傷つきやすくて

争いが嫌いな優しい子でした。


知的障害があっても、

家庭内では全く問題がなくて、


10歳までには、


自分のことは自分でする、

家事のお手伝いができる、

簡単なレンジ調理ができる、

1000円をもたせればお使いもできる…


母にとっては、感心しきりの

花まるな子でした。




知的障害は昔からある障害で、

支援体制も50年ほど前から

整えられていましたし、

適切な支援と教育で、満足した生活が

送れる例もききます。


なので、あまり心配を

していなかったのです。


特に目の前のケーくんを見ていれば


あとは、

親がどんな支援や教育を選ぶか、

その責任が大きいのだと

それだけを考えていたのです。





それが、

小5の秋に

変わったのです。





「障害のある子はね、

必死に周りに合わせようと

常に人より頑張っているんです。

だから、普通の子よりも

疲れやすいんですよ。」




後に、

支援員さんに言われた言葉です。





わたしは結局、どこまでも、

自分たちと同じ

「普通」を家庭内で

ケーくんに求めていました。



ケーくんの心の負担や

脆さまでは

よく見れていなかったのです。