東海林さだお賛江 | 日本語あれこれ研究室

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日常生活の日本語やメディアなどで接する日本語に関して、感じることを気ままに書いていきます

 

 

 何を隠そう、東海林さだおのファンなのである。

 エッセイ本は90%以上持っている。手に入らなかった初期の何冊か以外は全部ある。しかしマンガは、大きな文字では言えないが(面白くないので)1冊も持っていない。つまり東海林センセーのエッセイ専門の大ファンなのだ。

 

 センセーのエッセイの2本柱は、「オール讀物」連載〝男の分別学〟シリーズと、「週刊朝日」連載(だった)〝あれも食いたいこれも食いたい〟シリーズ。

 この両方とも、文庫版はほとんど全てが文春文庫から出ている。それがもう100冊を突破しているのだ。この文才がうらやましい。

 

 しかもセンセーは早稲田大学文学部出身であり、この点でもおれの大先輩ということになる(どちらも中退していることでも先輩)。あと、おれが十二指腸がんの手術を受けた少し前にセンセーも肝臓がんで手術を受けていて、この点でも先輩なのだ。

(著書『ガン入院オロオロ日記』に詳しい。初めての入院の時、この本にどれだけ力づけられたか)

 

 なぜ今回こんなことを書いているかというと。昨年の週刊朝日の休刊によって〝あれも食いたいこれも食いたい〟が終了してしまっていたのだが、思いがけずこのたぴ復活したからだ。

 昨日の朝、朝日新聞beを見たとき歓喜してしまった。隔週の連載が始まっていたのである。新連載〝まだまだ!あれも食いたいこれも食いたい〟!

 

 東海林さだおさん。86歳。まだまだお元気で頑張ってください。

 

 

※画像はおれの本棚。全部東海林さだお本。ほんとはもう一段あるのだが、部屋の狭さの関係でこれ以上後ろに下がれないのだ。