日本語あれこれ研究室

日本語あれこれ研究室

日常生活の日本語やメディアなどで接する日本語に関して、感じることを気ままに書いていきます

 

 

○家の近くの川沿いに、左右ずっと見渡す限り高圧鉄塔が続いていた。よくある風景ではある。ところが数カ月前、この鉄塔の行列をつないでいた電線がキレイになくなっているのに気がついたのだ。住宅地の上空を走っている長―い電線をどのようにして外して撤去したのだろう、なんて呑気に考えていた。新しい電線に掛け替えるのだろうか、なんて。

 すると最近、そのたくさんの鉄塔それ自体が短期間で取り壊されてしまった。景色がかなりスッキリした。他の地域でも同じようなことが起こっているのかは知らないけれど。

 

○でも我が居住時は過疎地ではなく、人口は増加気味だ。それでも高圧線を廃止しても電力供給はやっていけるということなのだろうか。東京電力管内で稼働中の原発は現在1基もないのに……。清志郎が「♪電力は余ってる」と歌っていたのは正しかった。

 

○最近の新聞の死亡記事で、望月という姓の老婦人の訃報が目に留まった。読むと老婦人の肩書として、「漫画家しりあがり寿(本名望月寿城=もちづき・としき)さんの母」とあった。しりあがり寿の本名がおれと同じ「望月」であるということを、初めて知った朝であった。

 

○少し前だが、『魔法の天使クリィミーマミ 不機嫌なお姫様』というコミックスの第1巻を書店で発見、つい買ってしまった(原作・スタジオぴえろ、漫画・三月えみ)。綾瀬めぐみを主人公にして、基本設定を変えることなくテレビシリーズで<描かれなかった部分>を描いている。そういう意味で面白かったが、それにしてもなぜ今になって?

 

○参院選で当選した重度障碍者のためのバリアフリー工事について、森山裕国対委員長が「予測されないことで予算を使うのは慎まなければならない」と言ったわけだ。この人は、障碍者が議員になることも予測できないし、自分が突然障碍者になる可能性だってあることすら予測できないようだ。想像力が欠如している人に国会議員は向いていないと思う。

 

○写真は、ベランダに飛来したカブトムシ。とても嬉しい。

アニメスタジオは大抵が時間にルーズだ。

スタッフによって生活時間に激しい差があり、昼頃に出社してきて深夜まで仕事をしていたり、夕方頃に来て翌朝まで仕事をしていたり。……もちろん朝から夕方までの健全な時間帯に仕事をする人もいるけれど。

 

朝日新聞7月25日朝刊の京アニ関連の記事中に、ひっそりと次のような情報が載っていた。

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NHKは24日、京都アニメーション第1スタジオが放火された18日に同スタジオで取材を予定していたと明らかにした。木田幸紀放送総局長の定例会見で、担当者が説明した。(中略)18日は取材班が午前11時から撮影を予定しており、火災発生後に現場に到着したという。

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つまり、あの放火はNHKの取材の直前だったということになる。

 

事件に関するニュースを見ていてあれ?と思ったのは、午前10時半のスタジオに70人以上のスタッフがいたという点だ。今までにおれ自身が、午後になってから、あるいは夕方ごろから活気づいてくるスタジオを多く見てきたからである。

もちろん、京アニは普段から出勤時間がきちんとしている会社なのだという可能性もある。仕事で関わったことが一度もないのでおれが知らないだけなのかも知れない。

でも、テレビの取材が入るから朝から出勤するようにと、その日に限って要望されていた可能性もないとは言えないのではないか。そんな考えがどうしても頭から去らないのだ。

 

 だから上で引用した新聞記事の、NHKが「明らかにした」という記述がどうしても気にかかる。それまで1週間近く公表していなかったのはなぜなのだろうか。犠牲者が増えた原因を作ったことを隠したかったのだろうか(もちろんそれはNHKの責任ではないが)。

憶測でモノを言うのが危険であることは分かっているが……。