Spike Jones Is Murdering The Classics! | 風景の音楽

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“のすたるジジイ”が30~50年代を中心にいいかげんなタワゴトを書いております。ノスタルジ万歳、好き勝手道を邁進します。


令和6年6月30日(日)
Spike Jones Is Murdering The Classics!(★★★★☆)
ノスタルジ度(★★★☆☆)
ジャケット(★★☆☆☆)
ジャンル:Pop, Classical


Side 1 
1.William Tell Overture (Beetlebaum) 3:14
2.Rhapsody From Hunger(y) 3:12
3.Pal-Yat-Chee 3:20
4.Liebestraum 3:10
5.The Blue Danube 2:51
6.The Jones Laughing Record 2:46
7.Nutcracker Suite 6:59

Side 2
1.Dance Of The Hours 3:27
2.None But The Lonely Heart 3:13
3.Morpheus 2:43
4.Ill Barkio 3:27
5.Carmen 12:43

Spike Jones(arr, cond)

Recorded 1971
Released by RCA Red Seal – LSC-3235(e)(stereo) / 日本ビクター株式会社 – SRA-5232(stereo)

昨日の日の入りは19時14分で変わらず
今朝の日の出も4時46分で変わらず。
今日でいよいよ六月も終わりだ。
梅雨の上がるのはいつになるかな。

スパイク・ジョーンズの71年録音。
オリジナルはRCA、これはビクターの同時発売盤。
漫画チックなジャケット・デザインは
レジに持っていくのが躊躇われる。

スパイク・ジョーンズの冗談音楽は一世を風靡した。
先日FM番組で掛かっていて懐かしくなり
出物をおそろしく安価に手に入れた。
オフザケ音楽はいろいろな演奏があるけれどスパイクのものが一番面白い。

アタシも高校生の頃にオープンリールのテレコで
回転数を変えて遊ぶのに嵌まったことがある。
若者がテレコを持つと、ビートルズも演っていたように
一度は回転数を切り替えて遊ぶものだ。

だが、それだけでは直ぐに飽きてやらなくなる。
日本では三木鶏郎の冗談音楽がもて囃されたが
今ではだれもやらない。
スパイクも出色の出来は“William Tell Overture”くらいだ。

とんでもない演奏をおもいついて一度演ったら
同じ手法は二番煎じになるので使えない。
だもんでスパイクもだんだんとアイデアが枯渇してしまった。
そう言えばシャボン玉ホリデーにクレージー・キャッツが出てたのも冗談音楽だったね。