Sunshine / Terry Herman Trio | 風景の音楽

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“のすたるジジイ”が30~50年代を中心にいいかげんなタワゴトを書いております。ノスタルジ万歳、好き勝手道を邁進します。


令和6年5月18日(土)
Sunshine / Terry Herman Trio(★★★★☆)
ノスタルジ度(★★☆☆☆)
ジャケット(★☆☆☆☆)
ジャンル:Jazz


Side 1 
1.Voyage To India
2.You And I
3.You Are The Sunshine Of My Life
4.Ribbon In The Sky
5.Ai No Sono

Side 2
1.Sir Duke
2.I Just Called To Say I Love You
3.Isn't She Lovely
4.Another Star
5.Send One Your Love

坂元 輝(p), 小津 昌彦(b), 古野 光昭(ds)

Recorded Jyl. 22, 23, 1985
Released by 日本コロムビア株式会社-YX-7369-ND(stereo)

昨日の日の入りは18時55分だった。
今朝の日の出は4時51分だ。
今朝も五月晴れだ。
午後は気温が上がって夏日になるようだ。

テリーこと坂元輝の85年録音である。
コロムビア発行のPCM録音のオリジナル盤。
薄紫に煙ったジャケットは茫洋としてこれはいけません。
このデザインで相当売り損なったね。

音は中低域の充実したよい雰囲気だ。
小津昌彦のベースがなかなか佳い音で録られていてヨロシイ。
アタシはベースがブンブンとうるさいのは嫌いなんだが、
ウッドベースを鳴らす小津の楽しさが伝わってきていいねえ。

これは大音量で聴くと楽しいアルバムだ。
我が家の環境ではそうも行かないのでほどほどの音量で聴く。
4560のフロント・ホーンは低域はほぼ“後面開放箱”と変わらず、
重低音は絶対に出せないので近所迷惑にはならない。

密閉箱やバスレフ箱で重低音を垂れ流すスピーカは嫌いだ。
アタシは風が吹き抜けるようにからっとヌケの良い音で聴きたいのだ。
一度この音を聴いてしまったら密閉のどろどろ粘るスピーカは二度と聴けない。
40年代の“ラジオ・レインジ・ファン”としては重低音なんぞ要らないのだ。

演奏の音量が大きくなるにつれて
ウッドベースもピックアップ付けてアンプに繋ぐようになった。
ありゃ邪道である。
アンプ嫌いのフレディ・グリーンは立派だね。

そもそもタイコががんがん鳴ってりゃ、ベースもギターも
ちっとも聞こえないんだが、それでよいのだ。
ベースが聴きたければ、ベースに近寄って陣取ればいいのだ。
ホントはタイコは大小の木の板を何枚か渡して叩かしたらいいんだけどね。