A Wee Bit Of Jazz / Joe Saye | 風景の音楽

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“のすたるジジイ”が30~50年代を中心にいいかげんなタワゴトを書いております。ノスタルジ万歳、好き勝手道を邁進します。


令和6年2月8日(木)
A Wee Bit Of Jazz / Joe Saye(★★★★★)
ノスタルジ度(★★★★★)
ジャンル:Swing Jazz

Side 1

1.The Reel-Ist
2.Too Late Now
3.Scotch Tweed
4.Happiness Is Just A Thing Called Joe
5.Say It Isn't So
6.The Waltz In Swingtime

Side 2
1.Stop Your Ticklin', Jock
2.Everything I Have Is Yours
3.Cockle Chowder
4.I Love You
5.My Funny Valentine
6.The Old Music Master

Joe Saye(p), Herbie Mann (fl), Barry Galbraith(g),   Milt Hinton(b), Osie Johnson(ds)

Recorded May 8, 9, 12, 1957
Released by EmArcy – MG 36112(mono)/ 日本フォノグラム株式会社 – DMJ-5049(mono)

昨日の日の入りは17時30分だった。
今朝の日の出は6時52分だ。
今は晴れているが昼前からまた曇り空となるようだ。
すっきりと青空になって欲しい。

ジョー・セイの57年録音。
オリジナルはエマーシイ、これは日本フォノグラムの93年復刻盤。
“究極のアナログLP”シリーズの限定予約プレスの一枚である。
ジャケットの仕上げも素晴らしく、やはり90年代のVINYL製作はヨロシイ。

針を下ろすと鮮烈な充実した音が溢れ出してくる。
セイのピアニノとバリイ・ガルブレイスのギターが絡み合うところに恍惚とする。
エマーシイは乙なアルバム製作をするので
アタシはとても気に入っているレーベルだ。

ピアノの澄み切った音色が実に鮮やかだ。
究極のアナログと言うだけある素晴らしいカッティングである。
90年代のアタシは、オーディオには熱中して居らず
VINYL蒐集なんぞはまったくしていなかったのが惜しまれる。

当時は質の良い復刻盤が次々と発売されていたのに
アタシは声楽の方しか向いていなかった。
車も手放してカセットテープを車で掛けることもなくなっていた。
まあ、仕事が面白かったんだね。

Jazzを再び聴くようになったのは退職してからだ。
それからはまるで取り憑かれたようにVINYLを集め始めた。
今では棚に収まらぬVINYLが段ボール箱で山積みになっている。
今年こそはリスニング・ルームのリフォームに手を付けよう。