2013年1月27日
今年はじめての満月だった。
今までの人生でダントツで
一番きれいな満月に見えた。
どうしても近くで見てみたい、
という衝動に駆られ
近所で月が一番近く見える場所へと急いだ。
これがその時の写真だ。
地上で見たときは黄色くて大きくてまんまるで
優しい月明かりに見えたが、
上に来てみるとその輝きは
青白く鋭い光に変わっていた。
もの凄い迫力でカッコ良かった。
俺は自然と手と手を合わせて合掌し
ありがとうございます
ありがとうございます
ありがとうございます
ありがとうございます
と何度も心の中でつぶやいた。
その後もしばらくその場にボーっと
突っ立って満月を眺めていると
いきなり
満月マン
という言葉が俺の頭の中に飛び込んできた。
えっ?
一瞬あたりをキョロキョロ見渡した。
近くにいた人に
今 何か聞こえませんでした?
と尋ねても いいえ、別に。 と言う。
でも 俺には間違いなく
満月マン
という言葉が聞こえた。
正確にいうと耳から聞こえた、という
感覚ではなく俺の頭の中めがけて
誰かが言葉を発してきた、という感覚だった。
間違いなく人間の声ではなかった。
それは すごく いい声というか、
エコーのきいた神聖な声だった。
満月マン か・・・・
満月マン って何・・・??
その声の主(ぬし)は
オマエは今日から満月マンになるのだ。
と言った訳でもなく
とにかく一言 満月マン。
なに この強烈な名前。。。
それが満月マンという言葉との出会いだった。