こんにちは。妊活専門サロンMOONの的場陽子です![]()
これまで20年看護師として不妊治療に関わってきた経験を活かして、妊活さんが「時間もお金も無駄にしない後悔しない妊活」を送ってほしくて頑張っています。
このブログが少しでも皆様のお役に立てれば嬉しいです。
【CASE3】35歳、不妊検査で子宮筋腫が見つかった。妊活、どう進める?
子宮筋腫があると絶対妊娠できないわけではない
子宮筋腫は良性の病気。
子宮筋腫自体がガン化したりして、命に関わったりするものに発展していくことはありません。
なので、基本的には経過観察する病気。
ただ、子宮筋腫があると生理の出血がすごく多くなることがあって、その場合は貧血になってしまって日常生活に支障をきたすこともあります。
そんな場合は子宮筋腫を取る手術をすることもあります。
またはすごく大きくなってしまって、おなかが膨らんでしまう種類の子宮筋腫もあります。
その場合はやはり見た目が気になりますので手術を考えることもあります。
これは妊娠を希望していない方の子宮筋腫の治療。
妊娠を希望している方に子宮筋腫があった場合は考え方が変わります。
しかし、子宮筋腫がある=不妊 とは断定できないのです。
なので、子宮筋腫があると言われた場合は、自分は治療する必要があるかどうかをしっかりと見極める必要があります。
子宮筋腫には3種類ある
子宮筋腫には
■ 子宮の外側に出来る「漿膜下子宮筋腫」
■ 子宮の筋肉の中に出来る「菌層内筋腫」
■ 子宮の内側に出来る「粘膜下筋腫」
の3種類の筋腫があります。
このうち不妊の原因になるのは
✅「粘膜下子宮筋腫」
です。
「子宮筋腫があるね」
と言われた方は、ご自分の筋腫の種類を確認することをお勧めします![]()
もし、漿膜下筋腫だったとしたら、妊娠に関係ない子宮筋腫になります。
筋層内筋腫も妊娠に関係ないのですが、あまりにも大きくなってきた場合は、子宮の中が狭くなってしまって少し妊娠しずらくなることがあります。
とにかく、問題になるのは「粘膜下筋腫」であることを知っておきましょう。
妊活前に子宮筋腫を治療した方がいいのか
子宮筋腫は「エストロゲン依存性疾患」と言われます。
要するにエストロゲンというホルモンを栄養として大きくなっていくわけです。
このエストロゲンはどんなホルモンかというと、卵巣の中にある卵胞から分泌されるホルモンで、いわゆる「女性ホルモン」と言われるホルモンになります。
子宮筋腫はこのホルモンを栄養とするわけだから、このホルモンが出なくなれば小さくなります。
「エストロゲンが出ない状態=卵胞が育たない状態」ということになり、
✅閉経
✅妊娠
の状態が、子宮筋腫にとっては治療と同じということになります。
要するに、「閉経するか、妊娠すれば子宮筋腫を治療したのと同じ」ということになり、医師からは「妊娠したら良くなるから早く妊娠しましょう」と言われるのではないかと思います。
なので、妊活するからと言ってすぐに子宮筋腫の治療を勧められることはありません。
なぜならば、子宮筋腫があるからと言って必ず妊娠の邪魔になっているとは言えないからです。
やはり出来るだけしなくて済む手術などはしない方がいいと思います。
子宮筋腫がある方の妊活の進め方としては
35歳という年齢ではありますが、不妊検査は一通りして子宮筋腫だけが問題であったのであれば、まずは正しくタイミングを取って妊活を進めていきましょう。
病院で卵胞チェックをしてもらいながら排卵検査薬を併用して、タイミング・人工授精で半年は頑張ってみていいと思います。
半年、なかなか妊娠しないなということであれば、選択肢は二つ。
①子宮筋腫の治療を半年(薬物療法)して、自然妊娠をまたトライする
②体外受精にトライする
子宮筋腫の薬物療法は半年かかります![]()
しかし、35歳であればまだ時間はあります![]()
自然妊娠が望ましいと考える方は、半年治療をして、もう一度タイミング・人工授精にトライされてもいいと思います。
しかし、やはり不安な方も多いと思います。
その場合は体外受精に進まれるのも年齢的にも良いかと思います。
✅35歳の若い受精卵を残すことが出来る
というメリットはとても大きいので、トライすることを考えてもいいかと思います。
体外受精に進む場合の進め方
体外受精に進む場合、子宮筋腫と体外受精の進め方の順番が大切です。
①採卵 → ② 子宮筋腫の治療 → ③ 胚移植
という風に進めましょう![]()
なぜならば
✅子宮筋腫は採卵に影響しない
✅出来るだけ若い受精卵の方がいい
✅治療後に採卵すると、また子宮筋腫が大きくなることがある
これらの理由で、順番はとても大切になります![]()
この場合も子宮筋腫の治療には半年かかります。
でも、胚移植に向けてしっかりと体質改善できる時間と思って、食事や運動、温活など頑張るのもいいと思います![]()
ただ、最初からお話しているように、子宮筋腫が絶対に妊娠できない理由になるわけではないので、体外受精に進んでも、数回胚移植をしてもダメだった場合に治療を考えてもいいと思います。
まとめ
子宮筋腫があることで不妊というわけではありません。
しかし
✅粘膜下筋腫である
✅子宮筋腫が大きいorたくさんある
✅自然妊娠にトライしているけどなかなか妊娠に繋がらない
✅不妊の検査では子宮筋腫以外に問題ないのになかなか妊娠しない
✅貧血がある
に当てはまる方は、子宮筋腫を治療することを考えてもいいかもしれません。
ただし、子宮筋腫の治療には半年かかることも考慮して、本当に今治療が必要かしっかりと見極める必要があると思います。
そして体外受精に進んだ場合は順番を間違わないこと。
これはとても大切です。
≪妊活プランニング≫
35歳。不妊検査で他に問題ないのであれば、まずは正しくタイミングが取れているかを見直して、半年ぐらいタイミング・人工授精で自然妊娠にトライ。妊娠せず、自然妊娠をもう少し頑張りたいなら子宮筋腫の治療をするか考える。もしくは体外受精を考える。その場合は採卵→治療→胚移植の順番で。
40歳の保険診療の回数制限もあるので、しっかりとプランを立てて進めていくことが大切です。
あっという間に時間は過ぎていきますので、子宮筋腫の治療を含めてしっかりとこれからの妊活をプランニングしましょう。
妊活プランニングは妊活のプロにご相談ください![]()
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