去る11月4日、万華鏡ガールズ最強の助っ人であるマサユキフクシマンの生誕29周年を祝うバースデーライブが都内の某ライブハウスで行われた。
我々取材班も厳重な警備の中、その某集会に潜入し、さらに万華鏡ガールズ代表であるムネコムロ氏に接触、インタビューをすることに成功した。
氏にはM・フクシマンと出会った当時の様子を語ってもらった。
以下はその衝撃のインタビュー内容と共に11月4日に行われた集会の様子である。
「僕とフクシマンの出会いはですね。遡ること八年前ですね。
忘れもしません。
ちょうど、僕はエフビーアイの特殊任務を終えて、ブラジルのリオデジャネイロで休暇を送ってたんですね。
引退した今でこそ言えますが、当時僕はエフビーアイに所属してまして、超法規的な活動をしてました。詳細は話せないんで、その辺はミッションインポシブルという名前で映画化されてるから興味ある人はみてください。
あっ、それと僕が居た部隊は超常現象を扱うことも多かったんで、その時代の話しは確か、エックスファイルって名前だったかな?それでドラマや映画になってるんで、よければみてください。
二つとも全て実話です。
で、任務が終わって、あっ、リオのカーニバルもうすぐじゃん。見ていこーと思ったんですよ。
ほんと素晴らしい祭だったんですが、何万という列の先頭を、東京タワーの被り物して、フンドシいっちょうで、踊り狂ってる奴がいたんですね。体重は二百キロ超えてたかな?かなりのデブで、でも動きは超早いのです。
どんな奴か近くで見てみたくなって、こうなんとか人込みを掻き分けて近づいていくと、そいつ、眉間に皺を寄せながら「俺の脇毛はカイワレ大根、俺の脇毛はカイワレ大根。脇毛の名前はベテランガンマン、俺の名前はフクシマン」ってわけのわからないことをつぶやいていたんですよ。
それが彼との出会いでした。
(遠い目をするムネコムロ氏)
そして、僕たちはリオで踊り明かしました。
その夜の出来事は、確か、「世界の中心で愛を叫ぶ」って名前で映画化されてるので、気になる人は見てみてください
結構感動すると思います。
僕はしませんでした。」
備考)この日のセットリスト
森ヲ征ク、カオス、ユレテユレテ、アバロン、あそべやあそべ、新世界、繰り返す悲しみはあの夕闇の向こう、シャーラ、プランクトン、シーモア
今後も我々は万華鏡ガールズの動向を追っていくと共に、各メンバーの謎の生態にスポットを当てていきたいと思う。
「万華鏡Gは何人いるのか」調査委員会
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文/久世孝臣(インタビュー部分)、ムネコムロ
写真提供/久世孝臣、mistuさん