バリ人と結婚して一番面倒くさいと思う事 | MaiMai Bali のブログ

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クバヤとバリ芸能が大好きなマンアユの独り言。
バリ島デンパサールよりドロドロのバリ人ワールド・バリ人あるあるなどを一方的に綴ります。
※イジワルな人&大阪弁のニュアンスのわからない人は読まないでね。


親戚のウパチャラでまた田舎に帰省しておりました(゚_゚i)

毎回思うんですけど、バリ人ってホントに大変ですよ。

村中親戚みたいなもんで何百人単位で親戚がいると言うのに、親戚の誰かが何かの儀式をする度に絶対参加しなければならないんですよね。

近い親戚の場合はお手伝いは必須ですから、仕事だの何だのは基本的に参加しない理由になりません。

男性はまだしも、女性(嫁)が仕事を優先して近い親戚のウパチャラのお手伝いに来ないなんて、田舎の人たちには理解できません=陰口をたたかれるという図式になりますから参加した方が身の為なのです。(都会の事はわかりませんが、うちの田舎では絶対参加です)

でもそれほど近くない親戚の場合、「ウンダンガン」と言ってお手伝いではなく招待客として顔だけ出す事になります。

女性は手土産?ご祝儀?としてお米、砂糖、コーヒー、Mie(乾麺)、パン、お菓子などをボコランという大きな入れ物に入れて上に毛糸で編んだ蓋?布?をかぶせて持って行きます。



今回は(私は)知らない親戚という事で、必要最小限です(;^_^A
金額にすると大体400円程度ですかね。
値札が付いてますが、誰も気にしませんので付けたまま( ´艸`)

これは翌日の儀式に来られる来客のお食事やお手伝いの方たちに振る舞う食事用の食材としてすぐに使われるので無駄がなくてとてもよい風習だと思います。

ご祝儀を受付で渡して、ビュッフェ式の食事を頂いて、帰りに空になったボコラン(入れ物)を持って帰ります。

あまり親しくない親戚の場合、ご飯を食べてすぐに帰って来るので会場での滞在時間はわずか10分ほどです。

近所の人なら別に何の問題もありませんが、私たちのように街で仕事をしている場合はちょっと大変。

うちの田舎は僻地なので帰省にかかる時間はデンパサールから片道3.5時間~4時間ぐらい。

日帰りは出来ないので(出来ますが帰宅が深夜になってめっちゃ疲れるので)、お店を閉めるか、スタッフに任せて実家に最低一泊はしなければなりません。

そのたった10分ご飯を食べるだけの為に色んな段取りをして帰省しなければならないんですよね。
バリの人にとっては当たり前の事みたいですが、私にとっては毎回
「これって私帰らなあかんの?」

まぁ、たまにならいいのですが、親戚が多いと儀式も多い訳で・・・。

その度に帰省。
バリヒンドゥーの暦で時期が良い時などはウパチャララッシュで週に2往復なんて事も当たり前にあります。

実はお店にご来店の際にはご予約をお願いしているのはこの為なのです。
帰省の為お店を不在にしている事も多いのですよね、ワタクシ( ̄ー ̄;
仕事以外の事でとっても忙しいのですよね、ワタクシ( ̄ー ̄;

そしてコロコロ変わる儀式の日時。

しかも2~3日前ぐらいに急に言われる事も珍しくはありません

仕事をしている者としては予定が立てられず、たまったもんではありません汗

親戚だけでなく近所の人のウパチャラにも参加しなければならないバリ人。

ウパチャラ(宗教儀礼)やオダラン(お寺のお祭り)の度にお金がどんどん出て行くバリ人。
完全にウパチャラ貧乏です。

働いても働いても儀式やお祭り、親戚・近所付き合いの為に全てのお金を使わなければならないバリ人。

日本人的には自分が働いて稼いだお金は自分の物ですが、バリでは収入は家族親戚単位で考えますので定職についていたり、ビジネスをしている人は、儀式やお祭りにかかる費用を出さない訳にはいきません。
別に出さなくてもいいですが、はっきり言って親戚中の嫌われ者になりますドクロ

何があっても絶対に自分のお金を出すのは嫌だという人は、多分バリ人と結婚すると色んな所で揉める事になるかもしれませんよ。

先日バリの物価が高いというお話をしましたが、バリ嫁さんの場合は多分それプラスいろんな宗教的出費が嵩む事になりますのでバリ人と結婚をお考えの方は覚悟してくださいませ(;´▽`A``

愛だの恋だの・・だけではやっていけないリアルな現実がそこにあります!

あ、旦那さんに経済力があれば全く問題なしですけどね(o^-')b

あぁもうすぐガルンガン・・・さて今回の出費はいかほど・・・。
あぁ憂鬱。(´д`lll)





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