ご存知の通り、インドネシアの庶民の足といえばバイク。
バイクに乗る場合、ヘルメットの着用を義務付けられてますが、実際には街中(警官のいる所)だけ着用する人がほとんどで田舎に行けば行くほどノーへル率は高くなります。
どう見ても「お前、小学生やろっ!」と思う小さな子供たちがノーへルで2人乗りや3人乗りをしている姿もバリでは日常的に見られます
実際にうちの田舎の甥っ子も小学生の頃からバイクに乗っていました
私が始めて甥っ子がバイクに乗ってるのを見たとき、兄嫁(母)に「ダメだよ~!まだ小学生なのに!」と言うと兄嫁は・・・
「いつの間にかこんなに上手に乗れるようになったのよね~」
といって我が子を褒めるような口調でウットリとそして誇らしげに笑った・・・・
(いや、ちゃうやろ!あかんて!)と思いながらも苦笑いするしかなかった私
そしてもう実家では甥っ子がバイクに乗るのなんて当たり前の事で、みんなお遣いを頼んだりするんです。
それって親や家族が認めてるどころか「乗れ!」って言ってるようなもんちゃいますか・・・。
子供に限ってスピードを出したりするので一人で「事故りませんように」とハラハラしているガイコクジン嫁。
田舎なのでもちろんノーへルですしね。
今さら乗るなとも言えないので「少しでも安全のために・・」とヘルメットをプレゼントしたのですが、よく考えてみたらこれも認めてるって事になりますよね・・・
決して認めてる訳じゃないのですが、だってここはバリだし。
日本人の考えなんて全く通用しないので仕方がないのです。
数日前のお話。
旦那とバイクで細いガン(路地)を走っていたところ、前から1BOXカーが来たので、行き違いの為一時停止していたんです。
その私たちの真横をギリギリに通過する1BOXの運転席を見て仰天!!
「お前、どう見ても小学生やろっ!」という男の子が運転しているではありませんか
しかも小学校の制服を着た小さな女の子二人を後部座席に乗せてます。
恐らく妹たちを小学校に迎えに行ってたんでしょう
小学生に見えたお兄ちゃんは実は童顔の中学生だったのかもしれませんが、それにしてもあきませんがな
旦那さんと一瞬「え・・・?」と顔を見合わせましたよ。
バリ人の旦那さんもさすがに「これはアカン!車を貸してる親がアカン!」と激しくダメ出ししておりました。
つい先日もインドネシアの超有名大物プロデューサーAhmad Dhaniの中学生のバカ息子AQJが車を運転していて大きな死亡事故を起こしたばかりで大問題になっています。
謝罪会見で「その汚いアゴヒゲ剃ってこい!」と思ってしまったのは私だけでしょうか。
ちなみに事故を起こした本人AQJはホテルのような豪華なお部屋に入院中で、お金持ちの芸能人家族に囲まれ父親がギターを弾いたり、TVゲームをしたりしてリラックスしている映像が流れると何とも微妙でございます。
何だか楽しそう。。。
全ては甘やかしすぎた親の責任・・という自覚が垣間見られません。
そんな最中、2日ほど前にバラエティ番組で子供のベモ(乗り合いバス)の運転手が取り上げられていました。
年齢ははっきり聞いてなかったのですが、コチラも見た感じ小5~中1ぐらいの幼さが残った少年。
お笑いタレントたちが「子供が運転してるよ~大丈夫~?怖いよ~」と悪ふざけしながらそのベモに乗ってロケをしているのですが・・・。
これはアカンでしょ。
TVで放映されてる事自体がNGな気がします
でもそこには子供が働かなくてはならない複雑な事情があるのかもしれませんケド。
このタイミングでこんな内容の番組を放映してしまうなんて、いくらインドネシアとはいえ緩すぎません?
子供に面白半分でタバコを吸わせて結果ニコチン中毒になった子供とか、いましたよね。
あんなの完全に親の責任ですよね。
子供に対して寛容すぎるというか、甘やかしすぎで躾ができてないですよ!
あれ?なんかワタクシえらく怒っておりますが
インドネシアでの車やバイクの運転はくれぐれもお気をつけくださいね。
小学生に突っ込んでこられるかもしれませんので・・
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