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Heaven?



Heaven?:佐々木 倫子
小学館 Big spirits comics special
全 6 巻


駅から遠く隣りは墓場と立地は最悪、おまけにスタッフは素人揃いの上オーナーは超わがまま。そんな「ロワンディシー(この世の果て)」という名のレストランを舞台にストーリーが展開されていきます。

内容はというと佐々木 倫子ファンはもちろん、「動物のお医者さん」しか読んだことないといった人にも「いいから読め!」と言いたくなることは間違いない。

佐々木漫画はぱっと見「常識人」なキャラが「マイペースすぎる」キャラに引っ掻き回されて苦労するというパターンを踏んでいる。まぁ、それはもう「お約束」みたいなものなのだけど、マンネリ化してるかというとそういうわけでもない。

こんなレストランで働きたい!と思う人はまずい無いと思う。けれど、ちょっと遠くから様子を覗くだけなら…という人なら多数いるはず(そんな従業員はレストランにいらんが)。あぁ、主人公の伊賀くん哀れだ。でも、やっぱり彼もどこかマイペース人間なので、こんな職場でもやっていけているんだわな。

D-LIVE!!


D-LIVE!!:皆川亮二
小学館 少年サンデーコミックススペシャル
現在8巻まで発売中(週間少年サンデー連載中)


なぜか6巻しか画像がなかったので…。ナンデカナ?

あらゆる分野のスペシャリストを集めた会社、ASE。そこに所属するスーパーマルチドライバー斑鳩悟が主人公の漫画です。マルチドライバーというだけあって、バイクや車はもちろんジェットスキーやスノーモービル、重機だって簡単に乗りこなしてしまいます。ふだんはダメ高校生として級友にからかわれていても、ハンドルを握ったら別人のようになる彼にマンガに出てくる女性陣は惹かれている…と思う。
また、次はどんな乗り物が出てくるんだ?というのもこの漫画の楽しみの一つでもあります。

ストーリーは数話で完結型なので、気楽に読み進めることができます。ちなみに、ここで第一話を読むことができます。

個人的な感想ですが、最近の単行本1冊につき一話は思わず吹き出してしまいそうなネタがあるような気がする。
7巻の最後の話で「ベンが完全武装した!」とのセリフとベンの姿には…実際には恐怖の対象として描かれているのだろうけど、笑ってしまった。だって、悟の敵のベンは猿なのだもの。この衝撃は実際に手にとって確かめてください。ほんと、びっくりよ…。

ブラックジャック



ブラックジャック:手塚 治虫
秋田書店 少年チャンピオン・コミックス
全 25 巻


多額の報酬と引き換えに天才のメスを振るうブラックジャック(以下BJ)…はまぁ書くまでもなく有名な作品で、アニメ化もドラマ化もされてますから少しでも話に触れたことはある方は多々いるのではないと思われます。

自分がうんうんひねったところで陳腐で後から読み返したら赤面間違いナシのぐだぐだな感想しか出て来ないので、このサイトの手塚治虫氏の言葉から引用させていただくとブラック・ジャックは医療とは何か、人間の幸福とは何かという問いを繰り返すのです。ということをテーマに掲げ、難病・奇病の患者の体だけでなく心を救っていくのです。

簡単に報酬は○千万、○億と口にする印象がある彼ですが、ブラックジャック掲載順リストをみるとたいした報酬を貰ってない時も多々あるのだなぁと。そういえば、殻に包まれた赤ちゃんの話ではその殻が報酬だった。
もっともオペの前に「多くても少なくても半分報酬をやる!」とゴキブリ撲滅委員会に対して言ったからかもしれないけれども。

そうそう、昨日書き忘れたのでここに書いておくけれどBJとドクターKを読んで「お?」と思ったのが「入れ墨を傷つけるな!」という暴力団の親分のオペ。BJはすばやくメスを入れることによって約束を果たすが、Kは約束を「覚えておく」と言っただけでばっさりといってしまった。Kのキャラによるものといえばそれまでかもしれないけれど、二人とも傷つけなかったら「パクリ?」って思ってしまうのも確かか。最初読んだ時「あれ?このネタって…」と引っ掛かりを感じたしなぁ。

BJとKでオペ勝負(どうやってするんだ…)したらどっちの勝ちだろうか。そもそも、どっちも「馬鹿馬鹿しい」ってそんな受け無そうだが。

ところで、ピノコの服どうやって調達しているんだろう。「家を立派にする!」とピノコが息巻いていた時の様ににデパートの人呼びつけてるんかなぁ。それとも「これ、似合いそうだな…」なんて BJ が店をまわっていたら…それはそれでなんか微笑ましい。

スーパードクターK



スーパードクターK : 真船 一雄
講談社 少年マガジンコミックス
全 44 巻


とりあえず、画像は文庫版で。

ハードボイルド医療系漫画、とでも言えばいいんでしょうかね。代々医者の家計に産まれ、神業のメスを使う天才外科医「K」こと KAZUYA が主人公。しかし、彼はただの外科医とは違います。強靭な肉体と正義感をもってあらゆる悪に対抗していきます。

全体的なストーリーは数話で完結する物語で構成されています。

彼を取り巻く仲間達、いや悪役すらキャラが立っていてとても魅力的なのです。特に真田兄弟。弟の方の髪型はどうなってるんだ!という突っ込みはおいとくとして、兄の方の最期は壮絶なものがありました。悪役なのに…かっこよすぎです。

とはいえ、Kの服装はどうなっているんだ。夏でも常にマントにブーツというのは暑くないのか。いや、暑さすら鍛え抜かれた肉体を持つ彼にはなんてことないんだろうか。それとも漫画で描かれないところで「むぅ…暑い!」とか言って団扇をパタパタさせているのだろうか。

特筆すべきは効果音。ギャン!! とかムォン!とかグバン!とか…。あぁ、字で書いても面白くない。なので、ぜひ手にとって確認してみてください。最近はコンビニ版も出ていますんで。

続編でドクターK(全10巻)、 K2(イブニングで連載中)があります。

かいしゃいんのメロディー



かいしゃいんのメロディー:大橋ツヨシ
竹書房 バンブー・コミックス
全7巻


主に氏のマンガは極度にパターン化された素朴な感じのキャラと不条理なギャグが織り成す四コマ漫画なのですが、もろに大橋節炸裂な本作。
登場人物は平サラリーマンとその上司のみのシンプル構成。伏線とかたまに全然関係ない人々も出てきますが(どこかのおばちゃん、どこかの子供など)

内容としては、同僚との悪ふざけ、課長との駆け引き、左右家の猫萌えな4コマ漫画です。この部署には誰もいたずらを止める人がいないのか、子供がそのまま大人になったようなうずら谷と左右の悪さは続くのであった。いったい何の仕事をしている部署なんだろうなぁ。

大橋ツヨシ氏は会社勤めの経験がなかったような気がする(うろ覚え)のですが、会社の描写はさすがと言うべきか。でも、ほとんどの人仕事してないけど…。

プロレス好きならにやっとするネタも潜んでいるようです。

このマンガを題材にした同人誌もあったというのだから驚く。やおい漫画らしいのだけど…。

一度言ってみたいセリフ
「今、僕の中では仕事がマイブームですね」