冬コミ初日
コミケ一日目
行ってきました、冬コミ1日目。
前日まで会場特典小冊子『マンガノクニノキキ』を作ったりしてたんで、2時間しか寝てないですよ。猛烈に眠い。
東1通路側の設営場所についてみれば、誰もいません。
前日の設営で持ち込まれた『2008-2009マンガ論争勃発』の表紙をでっかく引き延ばしたパネルと本の山があるばかり。
隣のみんくる部隊は続々とスタッフが集まっているのに、ワシらは一体……。
担当編集に電話したら集合に手間取っている様子。
しかも昼間に至ってはホテルのレストランで飯を食っていやがります。
「ギリギリに入りますよ。あっはっはっはっ」
ブッコロス!
とはいえ九時前にはなんとか面子も揃って、設営開始。
永山の予想では、
「そもそも即売会は書店じゃ買えない、あるいは買いにくい、または会場でしか買えない同人誌を買いに来るところであって、書店でもアマゾンでも買える商業本は大して売れないだろう」
でした。そこで「会場ならではのお土産」として特典小冊子を作ったわけです。
オレの書き下ろし1本、昼間の校了後の11~12月の追加情報、あびゅうきょさんの表紙図案集というレア感ありの内容。
しかし、それにしたって、ぱかすかは売れないはず。
永山と昼間がサインしちゃうぜといっても、大した知名度じゃないし、付加価値ではないと思うし。
なので、読みとしては50冊×3日くらいなもんでしょうと。
むしろ、まだ本書の存在を知らない人に宣伝する、ちゃんと出てますよとお知らせする。そっちが本線。
実際、出足はパラパラでした。
だから、お見えになった関係者にも、
「ぼちぼちですわ」
とご挨拶。
ところが、最終的には予想の三倍近く売れました。
いや、ホント、お買いあげ、ありがとうございます。
(永山薫)