こちらの続きになります
前回に引き続き
楽しい話ではありませんので
気が乗らない方
つらくなりそうな方は
引き返してくださいね?
私は小学校4年生の時に転校しました
転校した先で最初は声をかけて
くれたりしていたと思いますが
いつしか気づいたらいじめられていました
(ていうか断片的にしか記憶がないだけ)
覚えているのは
帰ろうとしたらランドセルに
ゴミが入れられていたこと
ノートがごみ箱に捨てられていたこと
机いっぱいに「死ね」などの
落書きがあったこと
他にもいっぱいあったはずだけど覚えてない
私はすべてを母に話しました
母に心配をかけたら
などと考えるいい子ではありませんでした
・・・というより
学校であったことをつねに
事細かく聞かれていた私は
親には全て話さなければいけないもの
それが当たり前でした
母はとても気の強い人であり
まだ「いじめ」という概念も無い当時は
親が子供の問題に首を突っ込むことは
あまりありませんでした
母は私に「負けるな」と言いました
「こういわれたら、こう言いなさい」
「こうされたら、こうしなさい」
帰れば
「言ってやったか?」と聞かれ
言えなかったと言えば母は
機嫌が悪くなりました
私は学校の同級生より
母に軽蔑されることが怖くて板挟み
良く壊れなかったな・・・
母に嫌われたくない一心で
母の教えに従いました
「ノートくらい何冊でも
買ってやるから今度捨てられたら
「ちょうど捨てたかったの、
誰が捨ててくれたのかな?」
と言ってやれ」
と言われ、その通りにしました
もちろん、泣いた日は数知れず
「学校に行きたくない」と言ったことも
だけど、学校に行かないことは
許されませんでした
もともと負けず嫌いだった私は
だんだんと闘争心を燃やしました
それは、母に褒めてもらいたい
一心だったかもしれませんが・・・
母の「学生時代なんて
ほんの一瞬なんだ。いつか終わる」
その言葉にひたすら耐えました
でもそれは、私にとっては耐えれる
範囲だったのでしょうね・・・?
さすがにその頃には
多分、母からも先生に
言ってはいたと思うのですが
先生はなぁなぁと逃げていたようで
母が「あの若造はダメだ!」と
怒ってた記憶があります。
ある日、学校に行ったら
私の席が廊下にありました
こういう状態でした
私は、この時ショックと同時に
アドレナリンが噴き
出したしたのを覚えてます
今思うと、多分
チャンスだ!!
と思ったんじゃないかと・・・
あえて、この席に座り
先生を待ちました
当然先生は驚き
「なんで、ここにいる?」
と聞いたので
「朝来たらここに席がありましたので
私の席は今日からここですか?」と
ふるえながら言いました。
当然、誰がやったか
問い詰められることになり
やっと先生が動きました。
先生が問い詰めて聞き出したことを
母を介して聞きました。
私は前の学校の事を
言いすぎていたんです
私は転校したくありませんでした
たくさん友達がいた前の学校が大好きでした
そして、初めての学校だったので
「学校とはそういうもの」と思い
転校した先の学校のやり方を否定していた?
不満を言ってた?
前の学校の方がいいというようなことを
言っていたようです
どういう言い方をしたのかは
私自身は全く悪気も無いことなので
覚えていませんが
それを聞いたときに
「そんなに前の学校がいいなら帰れ」と
言われたことがあったのを思い出しました
それから前の学校の事は
一切言わなくなったものの
勿論、そう簡単に何かが
変わることはありませんでした
先生にバレたことで
過激ないじめはなくなりましたが
避けられてることは変わらず・・・
転校から1年近くたったある日
教育委員会の人が来て
「学区が間違っていました。
申し訳ありません」と・・・
「こちらのミスなので、
今のままの学校に通ってもいいです」と
言われましたが、勿論母は、
転校させてくれました
私は自分の失敗を顧みて
次の学校ではその学校の
やり方に馴染むようにし
前の学校の事も言わず・・・
新しい学校では、
それなりにケンカも仲間外れも
私だけではなく、色々あったけど
イジメというほどのものはなく
楽しいこともある
普通の?学校生活を送れました
(普通って何?ってつっこまないでね)
これは、私の話であり
いじめを肯定してるわけではないと
前置きさせて聞いてくださいね
また、私が、トラウマを
抱えるほどの事態にならず
今が健康で生きてるから言えることであり
あくまで「私の場合は」なんです
私は、今思い出しても
つらかったあの1年間が
無かったらよかった
とは思いません
あの1年は大きく、
私の糧になったから
勉強にもなったから
だから、イジメた子たちも
全く恨んでいません
勿論、ノートを捨てたり
ランドセルにゴミをいれていい
理由にはならないけど
私も悪かったのだし
もしかしたら、加害者側で
傷を負った子もいるかも?
だけど、私は死んだわけでもないので
きっと、その子も、
大人になって思うとこ、あるはず。
学校は、勉強だけではなく
社会に出る前に人間関係を
学ぶとこだと思うから
何事も無かったら
むしろ社会に出てから
苦労するのでは?と思うのです
と言ってしまえば不登校の子や
あらゆるパターンを否定して聞こえますか?
それは違います
不登校の子もみんなが
みんな同じではなく
行けない理由もそれぞれ
問題が解決すれば
行ける子だったり
問題は収まったけど
行きづらくなった子は
クラス替えのタイミングで
行けるようになったり
それでもいけない子は
集団生活の合わない子かもしれません
それは決して欠点ではなく個性だと思います
ただ、本人はつらいとは思いますが・・・
ならば、今の世の中はネットもあって
家でできる仕事もあるのだから
早くからそっちの技術を身に着けるのも
一つの道だと思います。
社会に出て最悪な会社や
上司に殺される前に
それが分かって良かったと言う
考えもあるかと思います。
絶対的な正解など無いので
賛否両論あるかと思います。
また、私の経験から
「被害者も悪い」と
言ってるわけでもないです。
「いじめ」なんてひとくくりで言っても
そのケースも状態も、対応も、解決策も
人の数だけあるのではなかろうかと・・・
それをひとくくりで
「いじめ」という言葉で呼ぶことで
ちょっとした諍いから
犯罪まがいのものまでを
一緒にしてしまっていないか?
むしろ、軽くしてしまってないか?
そこに疑問を感じるのです。
解決策も
成功例があったからって
どの子にもどのケースにも
当てはまるなんてない
だから!!
「いじめをなくそう」なんて言う言葉は
荒唐無稽だと思うのです
日本人は
「人に迷惑をかけないように」と言いますが
インドでは
「あなたも人に迷惑をかけてるんだから
迷惑かけられても許しなさい」と言うそうです
私はその教えが好きです
日本人は一人で頑張りすぎるから
自死も多いのじゃないかと・・・
気軽に人に頼れる世の中は
自死を減らせる世の中に
なるんじゃないかと思います・・・
追記
今回の事で同じように
「イジメ」を取り上げたブログを
書かれたあるかたのところに私が
「軽度のいじめは必要悪」
という不適切な言葉を書いてしまったせいで
たくさんの方を不快にさせてしまい
申し訳ありません。
イジメは必要ではないのですから
「必要悪」は間違いです
私の言葉選びの間違い
配慮の足りなさでした
センシティブなことなのですから
もっと言葉選びに気を遣うべきでした。
いいわけになってしまうとは思いますが
私が言った「軽度のいじめ」というのは
簡単に表現するなら
こういうものであり
ほとんどの人が一度は
どちら側化かで経験してるの
じゃないでしょうか?
こういう経験を積んで
対処法を考えたり
自分の悪いとこに気づいたり
そうすることが
将来的な大きな問題を
回避できるかもしれない
そんな思いで言ったのですが
不快にさせてしまった方には
申し訳ありませんでした。
また、軽率な発言が問題になった後
この記事の一部を書き換えたということで
「卑怯だ」と言われました
けれど、自分の軽率な言葉や
表現が間違ってたと気づいたからこそ
センシティブな内容ゆえに
読み直して
伝わりづらいと感じたり
誤解を招くかもと
気づいたことがあれば
修正するのは当然ではないでしょうか?
内容を著しく根本から変えてしまうことは
コメントやいいねをくれた方に対して
マナー違反かなとは思いますが
ブログに修正機能があるのですから
修正するのはブログ主の自由であり
誰かを不快にさせるかも?と
気づいたことを放置する方が
いかがなものかと私は思います。