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漫画大好きりょう(@mangaryou)です

(o_ _)o))

 

 

 

 

 

今回はインベスターZというひょんなことで投資に興味が無い学生が投資をする羽目になるという漫画の感想です。

タイトルのインベスター(Investor)とは英語で投資家を意味する言葉であり、その英単語に主人公の苗字の頭文字Zを付けたタイトルとなっています。

 

そのまんまのタイトルですが、意味合いも分かりやすく語呂が良く覚えやすいタイトルとなっています。

 

 

 

 

 

タイトルに触れたところで、インベスターZ1巻の感想になります。

※ネタバレ注意

 

 主人公と投資部

 

物語は主人公となる財前孝史(ざいぜん たかし)が道塾という、校舎も豪華で設備が整った学校でありながら創設者の意思により入学金と授業料が無料というかなり異例の中高一環学校に入学するところから始まります。

引用:インベスターZ1巻

 

北海道にある道塾という学校に入学した孝史は、中学校の入試にて5教科全てで満点をとるという秀才であり入学生代表としてスピーチを担当。

 

 

そのスピーチを無事に終え、大役に緊張を覚え無事に終えたことに一息つく姿など秀才ではありますが中学生らしい一面も持つ少年で、この物語の主人公は秀才中学生です。

 

 

 

 

 

 

秀才でありながら一般的な中学生の一面も持つ孝史は入学前から野球部に入部することを決めていたのですが、授業終わりに知らない先輩に連れられ図書室の奥にある怪しげな部屋へ。

 

 

その怪しげな部屋に待ち受けていたのは投資部を名乗る少年たちであり。。。

『君は今日から道塾学園投資部6人目のメンバーだ』

引用:インベスターZ1巻

 

 

彼ら曰く道塾の入学金や授業料が無料である理由は、創設者の意志でその子孫が捻出しているのではなく中高6学年のトップの成績を収めた6人による投資部で創設者の資金・3000億を運用し捻出しているのだと。

 

 

さらに、投資部の歴史は130年も続いており、今では3000億を年8%の利回りで運用し利益240億円を毎年の目標として活動していると孝史に告げました。。。

( ̄▽ ̄;)

 

 

 

 

驚愕の事実を知らされるも、あまりの突拍子の無い話を信じる事も出来ず投資部を名乗る部員たちに疑いの眼差しを向けた孝史に対し、投資部のメンバーのリーダー格・神代(かみしろ)さんが金庫の奥にあった文字通り金銀財宝の資産を見せつけます。

 

 

誰の目から見ても分かる、圧倒的な資産価値を持つであろう宝の数々を目の前にした孝史は、投資部の存在を信じなんだかんだで強引に入部させられ投資部6人目のメンバーとなり、主人公の孝史が投資を始めていく。

 

 

 

 

タイトルのインベスターZとは、インベスター(投資家)+財前孝史の頭文字であるZ=インベスターZ。

 

 

学年1位の秀才ではありますが極普通の中学生と思える一面を持つ財前孝史が投資部なる怪しげな部に所属し投資に手を出し始めるという物語です。

 

 銀行と架空の富

 

物語は投資に関しての物語になるわけですが、主人公である孝史は秀才ではありますが投資に対しては初心者です。

 

 

というわけで、当然ですが投資部の先輩方が孝史に対して分かりやすくこの世界のこと、投資とは何なのか?について説明が行われました。

 

 

 

 

中でも僕が面白いなと感じたのは、この世界は銀行によって生み出された架空の富で出来ているという話についてです。

 

 

先輩曰く、この元となった出来事は古代ローマ時代にさかのぼり。。。

『デナリウス銀貨は当初98%の純度を保っていたが 50%40%と徐々に低下し最後は2%にまで下がってしまった 残ったのは刻印だけ… こうして社会は存在しない価値を信用する時代に突入する 人類は架空の富を築く歴史の幕を開けてしまったのだ!』

引用:インベスターZ1巻

 

言うまでもありませんが元々は金貨や銀貨というのは、それ自体に一定の金や銀が含まれているからこそ価値がありました。

 

 

しかし、時代が進むにつれ人が増え金貨や銀貨を使用する機会の増加に対して、圧倒的に金銀が足りない。。。

 

 

それを改善するために金貨や銀貨に含まれる比率を下げ、実質的に刻印だけでそのコインの価値を証明することを決めてしまったのです。

 

 

 

 

 

こうしてお金という定義は、本来の金や銀という価値のあるものを交換していたのがいつしか刻印を信じるようになってしまったわけですね。

 

 

そして、この話は現代に関係の無い話ではなく。。。

『借主は借用書を差し出し銀行は金を渡す そして銀行はその借用書の価値を担保にして金を発行する…元金から何倍もの金を生み出しさらに人に貸す』

引用:インベスターZ1巻

 

 

本来の銀行は保有している金と同等の借用までしかできません。

 

 

しかし、大海賊時代から発展した出来事のようで、紙幣を発行するようになった銀行はお金を貸した際に担保としてもらう借用書を担保にしてさらに紙幣を生み出すという荒業に着手。。。

 

 

こうして保有している金以上に増やしたお金を、さらに人に貸し付けお金を稼いでいったのだと孝史に語りました。

 

 

 

 

さらに先輩は、2000年時点で世界の総紙幣量は190兆ドルですが2006年には570兆ドルまで膨張していると告げています。

 

 

その後も膨張が続いている様なので、2019年現在を考慮すると、現在世界中に出回っている紙幣はこの世界にある金銀など価値あるものよりも遥かに多く存在しており、既に世界は破綻しているという事になっちゃうわけです。

 

 

本当に今後どうなっちゃんだろうって心配になりましたし、ニュースで見る経済が不調とかどうでもいいだろって思っちゃいましたね。

 

 

どうせ実質的な価値がないお金でも社会は成り立っちゃうんですから作ればいいだけでしょ?お金を。。。

アセアセ( ̄_ ̄ i)

 

 

まとめと評価

 

物語の内容としては主人公の財前孝史が投資部のメンバーに迎え入れられ投資に挑戦していくという物語ですが、メインとなっているのは投資を通して社会の矛盾や根本的な部分がどうなっているかを描いている内容となっています。

 

 

投資をしたことが無い人が読んでも楽しめる内容でしたし、投資というモノに興味を持つのには良い一冊だと思いました。

 

 

僕は投資をしたことが無いので、あくまでも興味を持つ為にいい一冊であり、利益を上げられるようになるかは僕は知りませんので自己判断でお願いします(笑)

 

 

 

 

 

内容としても面白かったですし、読みやすく引きまれる内容だったので、投資に興味がある人にはおすすめです。

 

 

投資というのは今後の生活にも役立ちそうですし、出来ないよりは出来た方が良いのは明白ですからね。

 

 

とりあえずは読んでおいて、本格的に興味が持てたら投資に挑戦してみるっていうのが良さそうかなと思います。

 

 

 

 

 

。。。個人的な話になりますが、前々から投資はやろうと思っていて、延々と先延ばしになってるんですよ。

 

 

いや、普通に良く分からないし恐いんで延々と来年で良いかなって引き延ばし続け6年くらいたってるというね。

 

 

その内やろうと思ってたので、19年内には投資を始めてみようと思います。

 

 

今年こそはやろうって毎年思ってることなんで、今年もお察しですけどね。。。

(;^_^A アセアセ・・・

 

 

 

 

投資に興味を持つには良い漫画だと思ったインベスターZ1巻ですが、現在1~5巻の合併本が無料で公開されていますので、興味があれば是非読んでみてください。

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

またのご訪問お待ちしています!

(*。>ω<)ノシ マタネッ♪