ハクソ―・リッジの感想『いい映画だと思うけど、日本人としては素直に観れない』ネタバレ注意

『世界一の臆病者が英雄になった理由とはー』とキャッチコピーのハクソ―・リッジを観てきました～。

PV見ての通り、いい話でした…(笑)

ハクソー・リッジの感想

物語は第二次世界大戦中。

その時代を生きる青年・デズモンド・ドスは軍に志願したにも関わらず、上官のたちの命令に反して、人を殺す為の武器である銃を持つことを拒否する。

それはデズモンドが幼い頃の苦い経験から、キリスト教の十戒の1つ『汝、殺すなかれ』の教えを固く守ることを決めていたため。

頑なに武器を持つことを拒否するデズモンドだが、上官たちの命令を聞かないデズモンドは軍法会議にかけられてしまう…

果たして、武器を持たないと主張するデズモンドの運命は？

キリスト教を強く進行しているデズモンドは、衛生兵なら武器を持たなくてもできると思い衛生兵として志願します。

しかし、人と人との殺し合いの戦場では衛生兵も武器を持つのが当然だったようで上官とぶつかることになりました。

最終的には、武器を持たなくても戦場に行けるようになるのですが、『武器を持つ』という誰でも出来ることを頑なに拒否するデズモンドに上官たちが躍起になったり、連帯責任を負わされる仲間たちからの過度なイジメなどもあったり…

ボッコボコにされたり、収容所みたいなところに入れ軍法会議にかけられても武器を持つことを拒否し続けるデズモンドの恐さね。

(;￣ー￣川ｱｾｱｾ

あそこまでされて武器を持つことを拒否するってのは異常としか言いようがないし

今回のは『汝、殺すなかれ』と人を殺したくない方武器を持たないってカッコイイ理由だけど、宗教を強く信仰しての行いって考えると、ただただ恐い。

やっぱり宗教を強く信仰する人って怖いなって本気で思ったよ。

だってこれ半ば洗脳状態だし、おかしな宗教の人も似たような理由で動いているって事でしょ？

宗教を強く新子する人は例外なく恐いと感じちゃいました…

ハクソ―・リッジってどこか知らない人も多いと思いますが、これは沖縄です。

そう、ハクソ―・リッジで描かれているのはアメリカ兵vs日本兵という構図で、日本人からすると複雑になっちゃう映画です…

(´-ω-｀;)

いやぁ～さすがに自分の国の兵が敵役になっちゃうと複雑な心境…

まぁ作風的に日本兵がどうのっていうよりも、戦争の虚しさとか戦場の恐さ。

なにより、人がゴミのように死んでいく恐すぎる戦場でも十戒を貫き、最後まで武器を持たずに人を救い続けたデズモンドの心の強さが描かれていたので普通に観れましたけど。

映画としては普通に面白いし、見てて泣かされるシーンも何度もありました。

仲間や上官にボコされても人がゴミのように死んでいく戦場でもブレずに最後まで自分の宗教を貫き通す姿ってのはカッコよかったと思う。

ただ、映画の内容的に日本兵が敵だから…

圧倒的な戦力差でも最後まで戦ってた日本兵の姿や自爆紛いの攻撃など、必死だったってのは伝わってくるし将軍の切腹シーンとかもあったり、敵役である日本兵の心境も細かく描かれてるとは思ったけど、やっぱり複雑ってのが素直な感想かな…

(;^_^A ｱｾｱｾ･･･

全体的にいい物語だし、描かれている内容も嫌いじゃないんだけど、ただただ日本兵が敵役ってことで素直にいい映画と言えない自分がいます。

実話だし仕方ないと思うけど、やっぱり自分の国が敵役ってなるとこうなっちゃうよね。

普通に映画としては面白かったけど、複雑な心境になったハクソ―・リッジでした…

(*￣▽￣)ﾉ~~ ﾏﾀﾈｰ♪