泥沼すぎる『ゴミ屋敷とトイプードルと私』の魅力・見どころを編集部がご紹介!
こんにちは!読書のお時間ですスタッフのアラサー女子のまりぽよです!これから私のハマったマンガをご紹介したいと思います♪( ´θ`)今回ご紹介する『ゴミ屋敷とトイプードルと私』は、泥沼系・腹黒系などと呼ばれる、見栄と嫉妬により人生を狂わせていく主人公たちの人間ドラマを描いた作品です。主人公たちがどうなってしまうのか気になり、一気読みしてしまった作品です『ゴミ屋敷とトイプードルと私』とは?トイプードル、1匹30万円。撮影用のペット衣装7千円。高級ブランドのクッション3万×2。そしてSNS依存症の私とゴミ屋敷。この状況だけでも大体のストーリーは想像がついてしまうが、期待を裏切ることなくイメージ通りに展開していく。主人公の明日香は幼いころから可愛がられ、甘やかされた人生を歩んできた。20代のときはまわりの男たちが何でもプレゼントをしてくれた。しかし今は34歳。キャリアウーマンに成長した私は、なかなか声をかけ辛いらしい。だけど欲しいバッグや行きたいレストランのランクは絶対に下げられない。身の丈以上の暮らしを続けていくにはお金が必要だが、クレジットカードをいくら使っても当然のように親が払ってくれる…はずだった。ある日、くも膜下出血のため父親が倒れ、働くことができない体に。父の体より、収入はどうするんだと心配をする明日香。「勘弁して…」先が見えず精神的にも限界の母。今まで妄想で固められた自分の生活が、徐々に崩壊していく…。試し読みはこちらから!魅力ポイント(1)あまりにもねじ曲がった主人公たちの欲求明らかに身の丈以上の暮らし、そしてそれに全く違和感を感じない主人公たち。完全にコメディタッチで、主人公に完全には共感できないものの、程度はあれど自分の中にもこういった見栄がある部分を重ねてしまいます。そういった部分が「この主人公どうなってしまうんだろう?」と先を読み進めてしまい、その恐ろしい惨劇に衝撃を受けること必至です。(2)悪者は必ず罰せられる主人公のまわりには、これでもかと言うほど悪者が出てくるが、必ず最後には罰せられるため非常に安心して読めます。主人公の沙耶の人生崩壊はもちろん、林田詩織先輩もちゃんと真実を暴かれ、周囲から冷ややかな目を集めることになります。その醜態は必見です。(ゴミ屋敷とトイプードルと私 港区会デビュー編 7巻より)(3)自己顕示欲で塗り固められた嘘の姿と、転落後の姿のギャップ例1, 明日香(あすか)高級ブランドで全身を固め、綺麗にセットした髪、元読モ感を彷彿とさせる洗練されたファッション…どこからどうみても「イケてるOL」だった明日香。転落後は父の介護を余儀なくされ借金を親に援助してもらえることもなく、肥え太り醜い姿になってしまいます。改めて、女は“作り上げられた”生き物なのだと痛感してしまいました。例2, 西村沙耶(にしむら さや)某大手超有名会社総合職のキャリアウーマン。見た目も美しく、婚約者も将来有望なイケメン。“THE 港区女子”の勝ち組だった沙耶。転落後、会社での地位も失います。それでもSNSに固執することを辞められない彼女は、身も心も崩壊していきます。いきすぎた自己顕示欲の成れの果て、といったところでしょうか。まとめ今回ピックアップした女性たち以外にも、欲に溺れ転落していく登場人物の様子が次々と展開されていきます。インスタグラムやFacebookなど、SNSが当たり前の現代。その中に映るキラキラ輝いた女性たちの生活は、はたして“本物”なのか。この漫画を読むと今までとその見え方が変わってくるかもしれません。試し読みはこちらから!