1巻〜4巻 超ざっくり感想
〜1巻表紙裏のあらすじ〜
わがまま放題で高笑いしてたとき、僕(6歳)は前世を思い出した。
ここはRPGの世界?
しかも僕、未来で勇者にやぶれ、三兄弟の中で最弱って言われる存在―いわゆる悪役。ついてない。ひどい。
混乱して落ちこんで、悩んで決めた。まずは悪役をやめよう!
良い子になって、大好きなお兄様や使用人たちと仲良くしてフラグを倒そう!!
・・・・・・・
あらすじにありますように
帝国貴族の三男坊に生まれたフラン（6歳）は、ある日ワガママを言っている最中に
自分が、前世のゲームに出てきた、勇者にやられ『三兄弟のなかで最弱』と言われる悪役（小物）だとわかり、
悪役にならないよう日々努めていくっていうお話なんですけど
このフランがものすんごく可愛くて面白いんですよ
悪役の所業が身についてて『ナチュラルにわがまま言っちゃう』って頭かかえてる姿も可愛いし、
前世は17歳の高校生だったのに、お兄様の対応に『ガチめに頭が悪いと思われた』と悟った時の表情には、プッと笑っちゃいましたw
ぶっちゃけ実際の6歳児の方がもうちょっとしっかりしてるで、と思わなくもないんですが
顔が可愛いから許せちゃうですよね←
そんな理由かい！って思われるかもしれませんが、ふわい にむ先生の絵がお上手なんですよー
それにですね、フランの言動も和み要素がたっぷりでして。
素直に大好きだから大好きだと伝え、褒めてほしいから褒めてと言い、怖いことには怖いから泣いちゃうっていう、自分を隠さないところが子供ならではかもしれませんが、
母性本能をくすぐられます
あと、フランにだけ見える黒いモヤモヤがあるんですけど、ヘボくみせて実はすごい能力があるっていう設定もかなりツボです
4巻まででゲームの勇者や聖女が出てきたりしてますが、日常や人間関係を丁寧に描かれているので、物語が大きく動き出すのはこれからって感じでしょうか。
楽しみです
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