TVにローカルニュースで、ある幼稚園から山ぶとうが盗まれたと報じられていた。
半分ほどはそこの園児たちで収穫していたそうだけれど、残りの半分を休園だった週末に盗られたらしい。
ちなみに残っていたその半分は余ったものではなく、他の幼稚園の園児たちの収穫体験用に残していたものらしい。
せっかく楽しみにしていたブドウ収穫が中止となり、さぞかしガッカリしただろうな・・・と園児たちが不憫でならない
数週間前にも園児たちが収穫体験する予定だった畑からジャガイモや人参が盗まれ、
その時も収穫体験が中止になったと報じられてて、
なんて酷い事をする大人がいるんだろうと思った記憶がある。
山ブドウなんて売り物にはあまりならないし転売目的とは考えにくい
その山ブドウもきっと近所の誰かか「残っている」「勿体ない」と勝手に思い込み、それならば・・・・と失敬したのかもしれない
確かにね、最近じゃ山ブドウも遠出しないと取れないところもある。
氷砂糖と焼酎で漬けた山ブドウ酒は美味しいし、ジュースやジャムだって甘酸っぱくて美味しい
そういう味を知っている人が「勿体ない」と思い込んでも不思議じゃない
だけど畑や誰かか育てているものって無人でも勝手に採っていいものではない
でもそういうものを勝手に盗る人ってたいていがいい大人
たぶんこの山ブドウに限って言えば盗ったのは間違いなく年配者
山ぶどうでお酒やジャムを自宅で作る事を楽しめる年齢層
「他所のモノは勝手に取っちゃいけません」
きっと自分の子供にはそう教えて居ただろうし
孫が居れば孫にもそう言っているだろう
ウチのお向いさんもそうだけれど、人の親なのに
子供にはそう言えても自分の事になると何故それが判らないのか不思議
勝手に思い込み
「これくらい」とか「勿体ない」とかと
自分に理由を付けて勝手に盗る事を正当化する
あの山ブドウを盗った人はニュースをみてどう思っているんだろう
盗った山ブドウはすっかり漬けられているだろうけど、それを味わう時に「罪悪感」という罪の味はしないのだろうか・・・。
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