SSRI・・・シナプス間隙に放出されたセロトニンを神経細胞内に取り込むタンパク質「セロトニントランスポーター」に結合し、セロトニンの濃度低下を抑える。


セロトニン・・・セロトニン (5-HT) は生態内では 90%が消化管に、8%が血小板に、1-2%が中枢神経系(中脳の縫線核から大脳皮質、海馬、線条体、視床下部へと神経を送っている)に存在しており、睡眠、体温調節、性行動、摂食、神経内分泌、認知、記憶、生体リズムなどの生理機能に関与し、不安、攻撃性、衝動性、強迫、気分障害、統合失調症、自閉症、薬物依存などの病態と深く関係している。

5HT1 痛覚感受性低下
   1A 中枢神経系:神経抑制、行動的影響:睡眠、摂食、体温調節、不安、下垂体・ステロイドホルモンの分泌に関与
   1B 中枢神経系:シナプス前抑制、行動的影響:肺血管収縮 ・・・片頭痛関与
   1C 分類上2Cに変化
   1D 中枢神経系:血管:脳血管収縮 ・・・片頭痛関与
   1E 大脳皮質:5HT1Dに類似
   1F ?:血漿蛋白の血管外漏出に関与

5HT2 痛覚感受性上昇
   2A 中枢神経系: 血管平滑筋、血小板、肺、中枢神経、消化管
     血管収縮と血小板凝固、血小板からのセロトニン遊離に関連、阻害で幻覚・妄想が見られる
   2B 脳、末梢:胃底部筋収縮
   2C 中枢神経系, 脈絡叢・・・摂食・自動運動、受容体刺激で典型的片頭痛を誘発

5HT3 中枢神経系:神経伝達物質放出、嘔吐、摂食、報償 ・・・ (イオンチャンネル型)
5HT4 中枢神経系:消化管運動、嘔気
5HT5 中枢神経系:不明 人間の脳では5A 5B のうち 5Aしか機能していない
5HT6 中枢神経系:長期記憶、神経栄養因子
5HT7 中枢神経系:消化管、血管:不明

セロトニンは太い血管を収縮させ、細い血管を拡張させる
セロトニンが減ると片頭痛
脳内セロトニン合成能は男性に比し女性は52%程度
トリプトファンの欠乏で症状が顕著になる
ストレス増大時にセロトニンが枯渇しやすい


セロトニントランスポーター・・・神経終末に再取り込みする受容体。取り込まれたセロトニンは別の目的で再利用するためモノアミン酸化酵素(MAO)によって不活化される。

モノアミン・・・ドーパミン、ノルアドレナリン、アドレナリン、セロトニン、ヒスタミンなどの神経伝達物質の総称

MAOをブロックした場合・・・MAO阻害薬は多幸感があり一見よく見えるが、チラミンを含む食品摂取で重篤な副作用を起こす。致死性の相互作用もある。SSRIとの併用も禁忌


SSRIの選択作用
フルボキサミン:5HT1A2、5HT3A4
パキシル:5HT2D6
セルトラリン(ゾロフト):5HT1A2、5HT2D6

四環系
テトラミド・・・ノルアドレナリンの放出を促進、抗ヒスタミン作用が強い=眠い

食欲不振の改善
ガスモチン・・・5HT4を刺激、


○治療抵抗性OCDに対して fluvoxamine と clomipramine の併用がよい
フルボキサミン+アナフラニール


Q------------
強迫性障害患者の脳内の島皮質で、神経細胞から 放出されたセロトニンを細胞内に取り込む(回収)タンパク質 (セロトニントランスポーター) が減少している

セロトニントランスポーターが減少する病気の改善に、セロトニントランスポーターをブロックするSSRIが有効

何で?
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アカウントを作ってから10年経過しているかもしれない。
とくに使い道はなかったが、身内のうつ治療に関してのつぶやきをまとめていこうかと思う。