みなさん、こんにちは。

 


最近、日常業務が新型コロナウイルスが騒がれる前の水準に戻ってきています。

嬉しいことなのですが、それに伴ってブログを書く時間をとるのが難しくなってきました。

 

昨日、自分の書いた過去のブログを読み返して、毎日書くことだけが義務という感じで書いていることに気付きました。

 

これではまずいと思ったので書くペースを少し落として、かわりにしっかりとお役立ち情報をお届けできるようにしていきたいと思いますので、今後ともよろしくお願いしますニコニコ

 

 

さて、先日、株高によって投資のタイミングが難しいと書きましたが、今日はなぜ投資のタイミングが難しいのかについて書いてみたいと思います。

 

現在、実体経済が好景気と感じている人は、少ないと思いますが、株価だけみると30年前のバブル依頼の株価水準になっています。

 

なぜ日経平均が株高になっているかというと日本株と連動性の高い米国株が好調だからです。

 

それでは、米国が好景気なのかというとこれも違います。

米国では、新型コロナウイルスの感染者が非常に多く、感染大国などと言われているほど深刻で、感染拡大に歯止めがかけられないのが現状です。


そんな米国の株価が好調な理由が「フレーミング効果」だと言われています。

 

 

「フレーミング効果」とは、簡単に言うと思い込みです。

 

例えば、成功率が50%の手術を医師からすすめられたとします。

 

A:「この手術は、50%の方が亡くなります。」と言われるのと

B:「この手術は、50%の方が助かります。」と言われるならどちらの言い方の医師の手術を受けますか?

 

おそらく多くの方がBの医師の手術を受けると思います。

 

 

人間は、相対的なものの考え方をする為、ネガティブなニュースよりもポジティブなニュースに左右されやすいという特性を持っています。


その為、同じニュースを見ていても「コロナウイルスの感染に歯止めがかかりません」というネガティブニュースよりも「コロナウイルスに効果的なワクチン開発が進んでいます」などのポジティブなニュースの方が大きな影響を受けやすいのです。

 


そこに「株価が上がるから株を買う」→「買うからさらに株価が上がる」この繰り返しの強気の心理も合わさってさいる為、株価が上がっています。

 

 

フレーミング効果による「根拠のない楽観主義」と「強気の心理」この2つの循環が現在の株式市場を動かしているのです。

 

 

さらに米国市場では、GAFAMを中心に巨大IT企業がコロナ禍でも業績を伸している為、当面は、この株高が続くだろうとみられています。

(GAFAM=グーグル、アップル、フェイスブック、アマゾン、マイクロソフト)

 

しかし、GAFAMの業績が傾いたり、市場関係者の思い込み(フレーミング効果)がとけたとき、株価の急落の恐れがあるため株高の今、株を買うべきなのか判断するのが難しいと思うのです。

 

 

実体経済だけでなくメンタルなども読まないといけないことを考えると投資のタイミングは、非常に難しいですよねあせる



前回もお伝えしていますが、ドルコスト平均法などを使ってコツコツと運用することで、難しいタイミングを考えなくてよくなります。



私は、勉強の為に簡単な株式投資もやりますが、基本は、NISA、iDeCoなどの制度を使って投資信託で運用をしています。


もちろんドルコスト平均法で毎月コツコツです。


投資信託を毎月積立にすることで、「長期」に「分散」して「積立」をすることが可能です。



投資のタイミングが難しく運用に踏み切れない人は、この機会にドルコスト平均法を試してみて下さい。