今朝、お迎えに導かれて逝きました。

ミニピンのマル、19歳と16日目でした。




人間で言うなら100歳超えだそうで、振り返ると、11ヶ月前に突然足が動かなくなる事態が発生してから、苦しくてつらい日々だった、はずだ、と思います、しかし息を引き取る2時間前まで水を飲み、なおもさらに彼は生きようとしていました。




年齢的に手術は麻酔にリスク高いからやめた方がいいと言われたのもあって、歯がなくなってしまったからペースト状のごはんしか飲み込めなくなったって経緯もあって。




点滴や床ずれの薬をもらいにお医者さん通いもしていました。紙おむつもペットシーツもたくさん使いました。





レントゲン写真🩻で、胃の中にいつかのなくなった歯があってびっくりしたりもしました。





体調が悪くなってもすぐに亡くなるようなことにはならなかったですね、生きる力は彼自身だったんじゃないか、元々持っていた生命力の強さじゃなかったか、と思います。





父の腕の中で、夜明け前にすべてが自由になって解放された魂が抜けて出ていきました。




もう会えないなんて、すごくさみしいけれど。




そうすることで、私たち家族に対してもうこれ以上心配しなくていいんだよ、って優しい判断もあったのかもしれません。




うまく気持ちの整理がつかないんですけれども。





数ヶ月と少し前に、マルにはこれから起こることを話しておいてあります。犬に死は理解できないだろう、と思われますが、きっと頭のいい子でしたから、こちらが言わんとしている内容はおそらく知っていただろうと思います。




だから、父に一生懸命に話しかけており、何か伝えようとしていたんだと思います。





ありがとうって。言いたかったんじゃないかと。




こっちもだよ。




よくがんばったね。




あの世があるならば。行った先で、きっと幸せな気持ちになっているはずだと思いたいです。愛と信頼を教えてくれる稀有な存在として、マルは尊敬すべき強い男でした。