封切り当時に映画館で見たが、ストーリーや良さがよく分からなかった。

30年以上経った今、改めて見ると、とてもよかった。

ストーリーは至って単純で、金銭欲、出世欲の旺盛な主人公が、カリスマ投資家に接近して大成功するが、行き過ぎて違法行為にまで手を染めてしまい、転落するいうだけのこと。

マイケル・ダグラス扮するカリスマ投資家ゲッコーがいかにも悪人で、都合のいい言い分をよくしゃべる。

トランシーバーのような巨大な携帯電話とか、ブラウン管テレビのような厚みのあるデスクトップ型のコンピュータとか、手のひらサイズのテレビとか、隠し録りするために体に貼り付けたウォークマンのような録音機とか、当時の電子機器が出てくるところ、

時代を感じる。

そういうのが最先端だったんだよなあ。