カウンセリングしてると、
「なんでわかるんですか」と
びっくりされることがある。


私がカウンセリング中に
大事にしてるのは、
その人の本当の思いや感情、感覚を
見つけていくこと。

話してる内容は、
その人の伝える情報の一部に過ぎない。


コミュニケーションにおいて、
ノンバーバル(表情、話し方、姿勢などなど)な
情報が7割

とも言われてる。



だから、話してるその人が

本当は何を言ってるのか、
何を伝えたいのかは、

話の内容だけ聞いててもわからない。



だから、オンラインって難しい。
ノンバーバルな情報が、かなり減っちゃうから。



人を樹に例えるなら、

その人の語る言葉、目に見える様子が
葉っぱの一枚一枚で、


その葉っぱ達を繋ぐ枝となる
思いや感情がある。


それはもっと太い枝に繋がって、
幹に繋がっていく。


そうやって、少しずつ
その人の根底の思いや感情を見つけていく作業。


それが私のカウンセリングの感覚。


うまく説明できないけど、
感情って水のように流れてて、
その水脈をみつけて、辿っていく感覚。



カウンセリングしてると、初めて会う人でも、
ある程度太いところまでわかることもある。


でも、あんまりフライングして伝えても、
伝わらないことも多い。


その人の段階に合わせて、
今の状態に合う言葉で伝える。

それは、扉に合う鍵を作って、
差し込むような感じ。


そしたら、その人の扉が開いて、
いろいろな解放が起こって、
世界が変わる。



この、鍵穴に入ったー!!って感覚が
たまらなく快感で(笑)


この瞬間のために
カウンセリングやってるのかもってくらい。



この鍵穴は、
継続カウンセリングしてると、
より小さく精緻になっていく。

そのぶん、正確性が問われる。


そこにぴったりな鍵を入れられた時なんて、
もう、鼻血が出そうなくらいの快感(笑)


お互いに理解しあえた、静かな感動が
2人の間に広がる。



鍵となる言葉を紡ぐために、
いろいろ勉強してきた。


精神分析も、
心理検査も、
私が鍵を作るための大切な学び。


今日も私は自分を磨いていく。