こんにちは~
こちらのソメイヨシノは、まだほとんどが蕾ですが
胴吹き桜が、一足先に頑張って咲いていました。
枝のは、一つだけ咲いていました。
※胴吹き桜とは
老木がエネルギーを振り絞って、幹から咲かせている桜のことです。
桜も人間と同じように樹齢が高まると代謝が衰えて,光合成の働きが悪くなるそうです。
そのために上空に伸びた若い枝で光合成を行っても,土台である下の幹にまで充分に
栄養がまわらず,やがては倒木ないしは枯れることになります。
それで老木は幹から直接小枝を出したり,花を咲かせたりして,光合成=栄養補給を
しているのだそうです。
つまり,樹勢の低下という危機的状況から脱出しようとしている姿なのですね。。
樹木の芽の中には芽吹くものと,芽吹かないで眠ってしまう休眠芽(潜伏芽)とがあるようです。
幹から直接花を咲かせるのは,緊急事態に急遽栄養を作るために出てきたものなんですね。