昔、私がニューヨークに住んでいた頃、日本の友人によくメールで近況報告をしていた。 


ある日の出来事、友人へのメールでこんな事を書いた。↓ 


「ニューヨークでは、週末によくパーティーに行く人を見かける。どうやら、多くのパーティーでは、ブラック&ホワイトルールがあるらしく、黒の帽子、黒のスーツに白のシャツと偉い畏まった姿で集団でいる。」なんてメールと以下の写真を添付して送った。


海外文化をあまり知らない友人達も、「皆、オシャレして出かけるのね!」といった返信をして来た。もう15年以上も昔の話…😅

きっとその友人達は、今でもそう信じているのかも。

ネットやSNSのおかげで、随分海外の情報が日本に届くようになったけど、当時は、メール交換程度で、フェイスブックさえも、まだ出回ってなかった時期だ。


ブラックスーツの彼らは、単にニューヨークに住むユダヤ系の人達で、毎週ユダヤ教の集まりでモスクに向かう人達だった。


日本ではあまり見ないクレイジーな光景をよく見かけるニューヨーク生活は、今でも鮮明に思い出すほど不思議な人達が集まるところで、街全体がアートだった。若い時に暮らせて良かったなーと今でも思う。