ボロボロ猫が やって来た!
6月の最後の日
夜の9時に猫友さんから緊急連絡がありました。
がりがりに痩せた猫が口を怪我して
背中から血を流してるから
レスキューしてくれる 動物愛護団体はない?
との事でした
この時点で いや~な予感がしました
ある団体の連絡先を教えましたが
多分、何もしてはくれないだろうと
判ってしました
ほとんどの人が 大変な猫と出会って
可哀そうと思うだけで
何もしないで 丸投げしてきます
断られた!
やろうね!
結局 キャリーを抱えて 連絡貰った 丸山公園まで
出向いて行きました
ゲッ
ひどさあ~~
毛はボサボサ 骨と皮だけの体
この子 今まで
どうやって生きて来たんだろう
もしかしたら
扁平上皮癌かも・・・・
でも このまま放置は出来ん
翌日 病院で診察を受けました
幸い、と言えるのかな?
心配した扁平上皮癌ではなく
上唇の欠損は 先天性かもとの事でした
とにかく ノミが酷くて貧血状態です
背中の傷は掻いてできたものでした
血液検査の結果
貧血症状以外に特別心配な数値はありませんでした
エイズ、白血病 ともに陰性でした
名前は 『 アビ 』 ちゃん
保護から1ヶ月
ず~~っと 強制給餌生活が続きました
この子は生きられないかも
・・・・
何度 思った事か
野良生活が長かったせいか
トイレは覚えてくれません
おむつ星人になりました
がりがりだからSSでも ぶかぶかです。
1週間前くらいから 自力でご飯も食べるように
なりました。
ようやく 生きるかもと 思えるようになりました
オカンの枕は独占されてます
まねき猫屋敷史上
最高にブサイクな猫
アビちゃんです
でも
なんか こころなしか
最近 幸せそうにみえるのです
そう、思ってる?アビちゃん!