令和猫戦争勃発!
※当ブログの団体個人等の名称はすべて架空です。
平穏に見えた猫屋敷『すずめ荘』に
恐怖が静かに忍びよってる事を
ノウテンキなまねき猫は知る由もなく
猫たちの出前、糞掃除を続けていました
昨年5月入院したすずめ荘のA さんが
12月に退院して安心したのも
つかのも
4月に亡くなったのです
それが始まりでした
新たな戦いが勃発したのでした
敵は
黒い空軍カラス軍団
地上戦は
N町の民生員で地域の婦人部を牛耳る 滝壺
N町の町内会長の嫁 山田
そしてこの辺りの地主の嫁 黒山
口の達者な3婆が最強タッグを組みました
一人迎え打つのは 2年前の癌との闘いで
ボロボロになった老兵 まねき猫
白旗あげて撤退する方がたやすい事は解っているのです
でも
どうしても、理不尽は言い分に屈するのは自分を許せないのです
まねき猫には 忘れられない悲しい光景があるのです
その昔
現県庁所在地が長崎の魚市場だった頃
そこには餌の魚があるからと
捨て猫、野良猫がたくさん居ました
しかし 魚市場が現在の三重地区に移り
たくさんの猫たちが残されました
バイクで餌を運ぶおじさんも居ましたが
たくさんの猫たちが どんどんやせ細っていきました
ジッと待ってる猫たちの姿が今も目に焼き付いてるのです
当時 魚市場関係で働いていたまねき猫は
どうする事もできず 胸が潰れる思いでした・・・
30年以上前の出来事です
一度 ご飯を貰うと
猫たちは 待っています
だから、いつか来る最後まで看取る覚悟で
関わったのです
なんの罪も無い 猫たちを守りたい・・・
だから、最後の力を振り絞って戦おうと
決めました