白血病のフクちゃん旅立ちました | 小梅にゃん日記

白血病のフクちゃん旅立ちました

どれ程 奇跡を願っただろう


もし あの時、すぐにステロイドを飲ませてたら・・・

頭の中を後悔がグルグル駆け巡ります

あの破水がフクちゃんの免疫力を一揆に弱めてしまっていました

顎の下のリンパ腫はあっと言う間に大きくなっていました

ほんとに信じられないくらいの速さでした

23日通院 ステロイド点滴

先生は苦い顔をしてとにかくガツンとステロイドでリンパ腫を抑えてみましょう・・・と





それから

確かに リンパの腫れが小さくなり

食事は取れないので高カロリー食を必死で与えました

もともとアンコもフクちゃんもシリンジからミルクを喜んで飲んでいたので

シリンジは苦手ではありませんでした

コルディMとプロポリス入りの栄養剤をのませて奇跡を願いました

もしかして 今回も危機を乗り越えられるかも・・・

ストレスを考えて点滴の為の通院は辞めて高カロリー食をシリンジで与え続けました




まったく動く事なく篭のベッドで眠り続けるフクちゃん

ベッドでオシッコしてた事も

朝夕2回 抱えてトイレへ運ぶとオシッコできるようになりました

ただ ウンチが出てないのが気になっていました





そして土曜日

朝からシリンジで栄養ミルクをおいしそうに飲んでくれて

トイレに連れていくと終わった後 自分でカリカリを ほんの少し食べました

その姿に 小さな奇跡を信じていました

それが

夕方に突然の嘔吐が始まりました 何度も何度も・・・

それでも自力でトイレに行き、終わると壁の爪とぎで元気にバリバリとして

ニャーとオカンに語りかけていました

それからも 足元はヨロヨロしてるもの バリバリと爪とぎしては

オカンにニャーと話してくれました 

まるで元気だから大丈夫だよとでも伝えるように・・・



そして

6月7日の朝 静かに旅立ちました

余命宣告から やっと11ヶ月を迎えたばかりでした

まだ1歳10ヶ月の短い猫生でした



白血病・・・ホントに怖い病気です



残されたアンコちゃんと一緒に白血病と戦ってます

アンコちゃんは 歯肉炎を発症していますがリンパ腫は未だ押さえ込んでます

目標は、まず余命宣告から1年を超えること