現実を見ようとしない飼い主
いつもの通り、現場へ向かってると飼い主さんより電話が入った
それで、猫たちのお世話が終わると彼女が居る場所へ寄った
これで足りる?と彼女が2000円を渡した
足りないと言ったところで無い物は出せないと理解してる
関わるようになった時、交通費と猫のフード代と実費だけは出して下さいと言ったはずだが
すでに立替金が発生してる
フード代は何よりも優先させないといけないと思ってる
それで
収支表を渡して説明しようとしても、ろくに見ようとしないでバッグの中へ押し込んだ
お金が出来たらお礼をするけんね! そんな事してもらおうなんて思っていない
お金がないのならなおさらの事 キチンと整理して無駄な出費を省かないといけないと思う
31日 退院するらしいので ようやく開放されると思って鍵を返そうとすると
しばらく来て欲しい、猫たちの不妊虚勢手術を手伝って欲しいと言われた
多分 このままでは彼女には不妊虚勢手術のお金は作れないだろう
資金に困窮してるように見える彼女に何度も言った事だが
どうも現実を理解出来てないようだ
もの事は そのうちなんとか成らないのだ
自分の意思でなんとかしないと行けないのです
そんな安易な考えが状況を此処まで悪化してるのだから
お金が無い、しかし可哀想な猫をなんとかしたい
そんな気持ちだけではどうにも成らないのだ
強い意志と覚悟をもって 必要なお金は作らないと出来ないのだと
彼女は解っていないのだ
そんな人はお金が入っても目先の事にお金を使ってしまうのだ
節約して猫貯金をせんねと言っても そんな言葉はおそらく聞こえてないのだと感じる
その場しのぎのどんぶり勘定的やり方が
お世話を頼んだ爺さんに餌代を搾取される事態を招いてるのだ
おそらく彼女には現実が見えてないし、聞こえないのだろう
多頭飼育崩壊を引き起こす大半が現実を見ようとしない所から生まれるのではと思った