居候猫が旅立った。。。 | 小梅にゃん日記

居候猫が旅立った。。。


最後まで汚い猫ままだったラブりん



居候猫のラブちゃんが旅立ちました

同じ居候猫だったサールくんと同じ様に まったく飼い主の手を煩わせる事なく

静かに、本当に静かに旅立ちました



まさか、猫が居候猫だって立場を理解してる訳でもなかろうに・・・

しかし その散り際は

居候だから、飼い主に迷惑かけないように旅立ちますとの流儀を貫いたかのようです



サールとラブりん



2013年の1月に旅立ったサーちゃんの場合

突然の呼吸の異変に気づいて病院に連れていった時には

リンパ腫に犯されていて、手の施しようが無い状態でした

ステロイドを頂いて帰ったものの 結局、その日の夜中に

オカンが見守る中、静かに旅立っていきました

直前まで元気にご飯を食べていたから、体調の異変にまったく気づかなかったのです

本当は、キツかっただろうに そんな事微塵も感じさせなかったサーちゃんは

きっと、オカンに心配かけられんとでも思ったのかも・・・



2011年5月 突然現れて居候を決め込んだラブりん


そして、ラブりんも

金曜日の夕方

仕事から帰ると いつも通り他の猫達とご飯の催促して

ちょうど届いた、デビフの流動食を飲み

明日は休みだから 最近 痩せてきたラブにかまってあげよう

流動食をたくさん飲んで

体力回復せんばね~と ラブりんと話して

100均で買ってきたばかりの座布団をラブりんの寝床に敷いてあげると

中に入って静かに眠っていたのに・・・


夜、バイトから帰って

他の猫達がお魚のオネダリをするから イサキの刺身を食べさせて

小さく切ったのを、ラブりんにも上げると

一切れしか食べなかった


それから・・・

ほんの少し経っただけだったのに

ラブりんたら またトイレで寝とる

あっ 目が・・・瞳孔が・・


落ち着けるようにダンボールハウスを用意してペットシーツを敷いて

寝かせてあげると静かに眠っていました

最後を覚悟して

ず~っと 撫でて上げて 何度も何度も撫でてあげて・・・

ラブーと声を掛けると、意識は無いはずなのにシッポをゆっくり振って返事して

夜中1時になって オカン眠いから少し寝るわ


それから 暫くして旅立ったようです

朝には もう冷たくなっていました・・・・



ラブちゃん、我が家を終の棲家に選んでくれて

ありがとう