ついに、会社が・・・
金曜日に 避妊手術した猫達は土曜日仕事終了後に
雪がちらつく中 オトンに頼んで 連れに行って貰いました
のりたまさんの 土曜日ぎりぎり迄 入院させてもらって
少しでも 長く ゆっくりさせたいとの配慮でした
それで 飼育放棄現場に到着したのは7時半ごろでした
キャリーを開けても パニクル様子もなく ゆっくりお外に出てくれました。
翌朝 日曜日配食に出かけて行くと 2匹とも 元気に寄って来てくれました
もう 大丈夫です。
そして 変わらずに信頼を寄せてくれてる 2匹が とっても嬉しいです
しかし・・・
会社が 遂に 大丈夫でなくなりました
随分と長い間 大変な状態が続いていましたが
今日、倒産してしまいました・・・・
先週から もう ダメかも知れないと 覚悟しておりましたが
とうとう その日が来てしまいました
朝、同僚から私物を持って帰る紙袋を持ってきた方がいいよ とメールが届きました
心臓がパクパクなってました
暗い気持ちで出社しました
上司は工場で社員に事情説明の為 まだ 来ていません
暫くして 出社した上司から事情説明がありました
昨日 弁護士と相談して破産を決めたとの事でした
やっぱり 涙が出てきました・・・平成14年からお世話になってました
なんとも緩い職場で居心地は良かったのに
上司は 午前中に私物をまとめて退社してくださいと
午後から シャッターを下ろして 張り紙をしますと
暫くして 落ち着いたら残務整理を頼みますとの事でした
取引先の銀行員が現れて 上司と連絡を取りたがってます
実は この時社長も経理も社内に居たのに 4階に隠れて銀行員を避けていました
なかなか帰れない 銀行員の様子をメールでやり取りしながら
ごまかすのに 必死です
ここに来て まだまだ行員さんに嘘を付くのもちょっと気が引けるのですが
気付かれない様に 荷物をまとめる同僚
大変なんだけど ちょっと 可笑しくも有るんですね
きっと まだ実感が湧かないのかも
荷物をまとめながら 何を持って帰ればいいのやら 気持ちが動転してます
それにしても 切ないものです
色んな思いが 頭をよぎって 辛くなります
自分が 見えないところで これから起こるであろう 現実
おそらく 連鎖倒産する会社もあるかもしれません
会社に押し掛けるであろう 債権者の必死な顔が思い浮かびました
会社が見えるファミレスで同僚と昼食をとりました
夕方 オトンが会社の前を通ったら
シャッターは降りて 張り紙の前に一人の男性が佇んでいたそうです