末吉くんの葛藤
末吉くんって 実は、目がとっても小さいんです
だから・・・ブサイクオヤジ顔なんです
そんな末吉くんですが
昨日はちょっと 違ってました

昨日は 台所でテーブルに座って水餃子をせっせと 作ってると
台所の引戸越しに 末吉くんが 覗いてます
オカンと目が合うと 引っ込んでしまいます
暫くすると 又 覗く
可愛い~い
台所に置いてある 猫餌が欲しいのかな?
末吉くん 中に入って 食べてよかとよと話しかけても 逃げて行きます
それで
末吉くんの お茶碗に カルカンウェットを入れてあげると パクついてました
ご飯が済むと
ジョンにぃを中心に マイケル、ク―、レオと4匹で 裏道で大運動会です
末吉くんも お仲間に入って 楽しそ~
ところが
飼育放棄現場へ出前の時に ニャンコ達を探してみると
あろう事か ジョンにぃは 懲りもせずに 駐車場に 皆を連れていってます
あの バカ猫が~
とりあえず出前を済ませて 駐車場側から戻ると
皆の姿は消えてました
家まで来ると 末吉くんが2階の窓の前の軒の上を ウロウロしてます
多分 皆が 窓からお家に入ったので 自分も入ろうかどうしようか迷ってるのです
オカンと姉ちゃんに気付くと いそいで逃げて行きました
この後も 夜の11時というのに
玄関の扉に末吉くんの姿が映ってます
玄関を10センチ程開けて 末吉君入っておいでと呼びかけますが
ジーッと 見てるものの 入ってきません
なんだか 切なくなってきました
きっと 皆んなと一緒に居たいんだと思います
入ってくるかな~とそのまま開けてました
12時頃 見に行くと末吉くんの姿は消えてました
そのうち 2階から入って お家の中で寝てた~って事になるんじゃと
家族で話してました
その前に病気せんなら良かけどね
とオトンが言いました
え、オトンも末吉くんの事心配なんだ
今朝も元気にご飯を食べてる末吉くんでした
早くお家の子になって欲しいと願う 猫屋敷の住人達でした