そんな身体で何処へ
チビちゃんは、(仮称)ミューちゃんです・・・姉ちゃんが命名しました。
皆さんの ご想像通り
あげたくな~~い!!
と・・・やっぱり揺れる気持ちの姉ちゃんです。
そんな、姉ちゃんの気持ちに関係なく
ミューちゃんは、とっても元気で食欲モリモリ
そして、とってもおりこうさんです。
マイケル兄ちゃんが退院してから、マイケルに手が掛る分
ミューちゃんが、まったく手が掛らなくなりました
マイケルくんは
まだ傷口に皮膚が出来上がって無い部分が有る為
体液が出てる状態です
だから、完全にギブスで固定できないのです
その傷口からの感染が一番怖いらしいのです
帰って来た日は何処か落ち着かないマイケルでしたが
マイケルも介護する家族もようやく 感覚が解ってきました
グルグルの包帯を舐めてはずそうとする為
エリザベスカラー 通称 ひまわり(姉ちゃんがそう呼んでいます)を装着しています
そして、簡易ギブスの足は ほとんど動かない為
マイケルからしたら 右手では無く 右の重いお荷物です
そのお荷物を肘から上の感覚で動かすので とても大変そうです
その動かす様を見て 姉ちゃんはロボコップのお手々と呼んでます
マイケルの動きに合わせて ひまわりを外してあげたり
行きたい場所を察知して かかえて行ったり
昨日は、ベランダで外の空気に触れて 満足そうなマイケルでした
しかし
事件が起きてしまいました
夕方 姉ちゃんの部屋で満腹でぐっすり眠ってるマイケルを確認して
夕食の支度に1階に降りました
姉ちゃんはバイトへ
オトンは最近恒例のイカ釣りに出かけていました
婆ちゃんとご飯を食べて
夕食の甘鯛の一夜干しを ニャンコ達にもおすそ分け
マイケルにと 身をほぐして準備してると
オトンが帰って来ました
それから、又オトンの食事の準備・・・・
ようやく、マイケルに大好きな甘鯛の焼き魚を持って行くと
いな~い!!!
玄関が開いてる、クロポンが開けたんだ
慌てました
ピンクのひまわりを付けてロボコップのお手々で
いったい 何処へ行ったのか・・・・
捜しました・・・
心あたりをすべて、何度も見に行きました
頭の中を色んな思いがグルグルと掛け巡りました
夜は怖くて一人では行けない稲荷神社も行きました
どうしよう どうしよう どうしよう~~!!!
うえ~~ん
感染の不安
それから
動物の本能で傷が癒える迄隠れてしまったら
帰って来なかったらどうしよう・・・
とうとう、大鳴きしてしまった オカンに
それまで 静観していた オトンも一緒に捜索に加わりました
家と家の間を懐中電灯を照らして捜していると
姉ちゃんが ごきげんに帰ってきました
手には、母の日のプレゼントの白玉ぜんざいを持ってます
姉ちゃんがご飯を食べてる間に
取り合えず 飼育放棄現場の猫へ出前を届けました
こんどは3人と2匹(クロポンとジョンくんが参加)で捜索です
時間は夜の10時になってました
見つかりませんでした
諦めて 家に戻り
疲れ果てて 姉ちゃんのくれた 白玉ぜんざいを食べました
それから
雨がポツポツと降り出してきました
ますます、不安になっていました
ぼんやり テレビを見て
ふと気付くと さっきまで 遊んでいたミューが居ない!!!
こんどは、ミューの捜索です
なんという日なんだろう?
猫が神隠しにあう日かい!
その時 外で小さい泣き声が
姉ちゃんが外に出ると
ピンクのひまわりを付けたロボコップの手のマイケルが居ました
時間は夜の12時になっていました
こうやって 猫屋敷の長い夜は過ぎていきました・・・とさ
感染が心配なので、今日は午前中にオトンと病院にいってきました