仕事ではスーツを着ています。
↑自画像ではありません(言わなくても分かってる)
今となってはスーツ生活には慣れました。
しかし大学時代に就活していた頃は、スーツを着て働くことにどうしても抵抗感がありました。
なぜならば、朝駅にいるサラリーマン達はみんな同じ暗いスーツをきて暗い顔して歩いているように見えたんです。
きっと社会・会社に対する漠然とした不安の象徴がスーツだったんですね。
その結果、最初の会社はスーツを着なくてよいアパレルを選びました。
しかし、入社後に気づきましたが、「自社のブランド以外は着てはいけない」「今売り出したい品を着なければいけない」とか、非常にルールが厳しい会社だったんです。
自分の意思で服は選べない環境。
でもそれ以上にノルマへのプレッシャーの方がすごかったんで、もはや服なんてなんでもよかったんです。
話は変わり、十数年前に転職し今の会社にいます。世の中的にはお堅い業種ですが、自分からすればアパレル時代より圧倒的に緩くてラクでした。
そこからスーツ生活が始まったんですが、もう学生時代のような抵抗感はなかったです。
冒頭に書いた「朝暗い顔をして会社に向かうサラリーマン」になった日もあったけれど、やりがいに燃える日もあったりして、仕事ってそんなもんかなって思いました。
そんなある日、会社のルールが変わり、ほぼ服装は自由になりました。
半分くらいの人はスーツを着なくなりました。
そんな環境になったんですが、自分は今でもネクタイを締めて会社に行ってます。
あんなに抵抗していたのに、自ら選択してスーツを着るまでになってるって面白いもんですね。