引越し以降、いつも利用するクリーニング店。そこにとんでもない店員がいるのです。





40代半ばの女性。




倖田來未系のヘアメイクを施しているんです。





ま、そんな見てくれは個人の自由だし、むしろギャルを貫く信念は嫌いではない。





しかし、そんな彼女と今年の初めくらいから、だんだん険悪な関係になっていったんです。






キッカケは仕上がったクリーニングを受取りにいった際に起きたとある事件なのです。





クリーニング済の品を受け取り、部屋に戻ってクローゼットにしまおうとした際、数着自分のものではない衣類が混ざっていたことに気づいたんです。






年明けの1月だったんで、まだ寒く店に戻るのも億劫でしたが、真の持ち主も困るだろうと思い、小走りでその衣類を持っていったんです。





店に着き事情を説明すると、その女はとんでもない一言を言い放ったのです。





「しっかり受け渡した時に確認してくださいよ💢」





え?謝罪どころか客を責めるんですかい?





ボーゼンとしていると、
「番号ずれちゃったのかしら、他のお客さんに迷惑かかってなきゃ良いけど。ブツブツ・・」と一人でつぶやいている。




そして最後まで謝罪はなく、
「次回からちゃんと確認してから持って帰ってくださいね💢」となぜかキレ気味。




でもその時は、世の中そんなもんなのかなと深く考えずにトボトボ家に帰ったんです。





それから数ヶ月。前回の事件を忘れた頃。




夜の21時くらいでしょうか。
既に閉店しており、その店の無人受付の窓口でクリーニングを預ける画面操作をしていたんです。




この操作画面が押しても押しても反応が鈍いんで連打していたんです。




すると背後に人の気配。




あの女が私服姿で仁王立ちしていたんです。






そして、
「き、機械を壊さないでよ〜」と、痴漢にあったかの様な大声でわめき立てたんです。





そりゃ連打してた俺が悪いけど、深夜にキャンキャンわめかれると、ご近所迷惑だし、そもそもこの反応が鈍い画面をどうにかしろっていう話ですよ。




前回の事件もあったし、いよいよ腹立ってきて、「スンマセン〜」と全く心ない返事だけして去りました。




(というか奴は夜中にどこから現れたんだろうか)





その後も謎の独自ルールを押し付けてくるその女が生理的に合わず、ドンドン険悪になっていったんです。




そして迎えた年末。
数日前にフト思ったんです。





今年も終わるし、許してやろうかなって。





これまでのあの女の数々の悪事には腹が立つけど、こんな感じで年越もしたくない。





そう思い、タマタマ店にいたその女に「今年一年ありがとうございました」って笑顔で伝えたんです。







するとその女ってば、顔を赤らめ小さい声で「こちらこそ」と言ったんです。








ちょっとは可愛いとこあるんですね。

一瞬分かり合えたと思いました。









しかし次の瞬間その女は、

「今年の受付日は28日ですからね💢」となぜかキレ気味の態度。







やっぱこの女ダメだね。





来年も戦いは続きそうです。





※倖田來未さんはとても性格の良い素晴らしい歌手です