ここんとこゲイみたいなブログばっかり書いてるよ。

あ、俺ゲイか。

最近二丁目も行ってないし、まともにデートもしてないから、忘れちゃうよ。


今度のオンライン飲み会(コレ)で、酒のつまみとしてゲイ話をしなきゃいけないから、色々思い出さないと。


・・・


だいぶ前にも書いたけど、俺が初めて付き合った男はゲイバーのママだったんですよ。


って言っても年下。


んだけども、俺より社交的でメチャクチャ交友関係が広くて、一緒にいても必ず誰かしらから電話がかかってくるし、道を歩けば知人らしき人に声をかけられていた。


しばしば、俺が家にいると突然その彼氏くんから電話で「紹介したい人がいる」と呼ばれて、彼の店に行くと、そこにはゲイ能人やら某有名企業の社長さんやらがいるんですよ。


んで、ママの彼氏として紹介され、一緒に飲むんだけど、翌日には俺は普通のサラリーマン生活に戻る、という二重生活の日々。


ゲイになってなきゃ経験できないこと、見られなかった世界。知り合えなかった人たち。
最初の頃は毎日が刺激的で、人生が明るく輝いて見えたんです。

・・・って、こういうゲイいるよね。
彼氏の名前でのし上がっていくタイプ。俺も20代だったら勘違いして会社辞めてたかも。


でも、フト冷静になって考えたんですよ。
彼と付き合ったからって、俺がスゴイ人間になったわけでもなく、実際はのし上がってなんかもいないって(当たり前だけど)。


ほら、IKKOさんも言ってたし。
「簡単に手にしたものって薄っぺらい。努力して手にしたものだけが血肉になる」的な?



それに、俺昔から集団が苦手なんですよ。


こんなシャイニーな生活、俺なんかには無理だったんです。


ということで、(他にも事情があって)一年くらいで別れを告げたんです。

・・・

まあ、彼とは今でもメシ食いに行ったりしてるけどね!
すごいヤツだなーって会うたびに思います。