ママさんとのデートの日。



ウチから徒歩3分の小洒落た蕎麦屋で昼から酒を交わした。



そこの蕎麦屋は、蕎麦以外の玉子焼きやら天ぷらが、とても美味いことで有名な店で、案の定最後に頼んだ蕎麦が猛烈にまずかったことをいまでも忘れない。



そのまま、軽く酔った勢いでウチにきた彼が、




付き合ってください




と、告白してきた。




正直、当時はまだ男同士が付き合うってなんだろう?くらいの感じでいたが、何か新しいことが始まる、とても清らかな気持ちでいっぱいだった。