響子さんを頂点とした五代君と三鷹さんの三角関係はついに決着。

もうゴールインまで一直線!と思いきや・・・

 

しばらくご無沙汰だった、もう1つの三角関係の当事者、こずえちゃんの登場です。

こずえちゃんは八神が暴れまわって活躍していたときに2話ほど出ただけで、ずいぶん出番がなかったため、連載で見ていた方の中には存在を忘れていた方もいたのではないでしょうか。

 

もっとも、作中で語られているとおり、五代君とこずえちゃんはたまに会っていたようですね。

少なくともキャバレーで働いていることは知っていたようなので、それなりに近況報告はしていたのだと思います。

この時期の五代君は、初期の頃のあわよくばこずえちゃんにも手を出そうみたいな欲はなくなっていたはずなので、作中で語られないうちにこずえちゃんと別れていてもおかしくはなかったのですが、五代君のことなので別れを切り出せないまま会う回数だけ減らしていたということなんでしょうね。

 

そして、このこずえちゃんが再登場するなりいきなり爆弾を投げ込んできます。

爆弾を投げ込まれたときの五代君の表情とそれを目撃した響子さんの表情がまんま同じで笑いを誘います。

 

あと先輩鋭い!

五代君は確かに響子さんのために無理してあがいています。

でも五代君にとっては、それが自分のためでもあるので、これは余計なお世話なのかもしれませんね。

 

それと一刻館の住人が、五代君に会う口実を作ってあげるため響子さんに差し入れを託すシーンがありますが、四谷さんのイワシがすごく器用ですね。

イワシを頭と骨だけ残して食べてそこに蝶ネクタイを結ぶとか、なかなかできる芸当ではないと思います。

これはきっと四谷さんの五代君に対する歪んだ愛情の為せる技でしょう。