いくつになっても、持つべきものは友達ですね。
義父の所へ、シルバー人材センターから
囲碁のお相手として来て下さるようになったHさん。
「お義父さんと囲碁を打つのは楽しいので」と
おっしゃって、少しずつ約束の時間より
早く来てくれるようになりました。
午後2時から3時頃までということで、
始めはお願いしましたが、
今では、1時には来て下さいます。
お義父さんの方も、Hさんが来てくれるのを
とても楽しみにしていて、
1時には、自分で施設の玄関ホールへ出て
待っているようになりました。
Hさんが来る前は、エレベーターの使い方が覚えらず、
下の階にある共用のホールへ行くのに
いちいち職員さんに頼むのが嫌で、
自分の部屋に引きこもりがちでしたが、
今では、自由にホールへ降りて、
新聞を読んだり、コーヒーを飲んだりするように
なったそうです。
「楽しみができた♪」と、私にも嬉しそうに言ってくれます。
表情が穏やかになり、
この前は、どんな囲碁を打ったと話してくれるのを
聞いていると、認知症が良くなっているのでは、と
思ってしまいます。
実際には、そんなに簡単にはいかないですが、
やっぱり好きなことは別格なのでしょうね。
好きなことを、一緒に楽しめる人がいる。
人生に張り合いができて、
Hさんが帰る時にも、「また、来週♪」という希望がある。
お義父さんが嬉しそうにしているのを、
本当に久々に見ました。
そばにいる私まで、心が軽くなります。
黄菊(きぎく)
先日のブログに載せたお花が、満開になりました。
手前右側の花にとまっているのは、西洋ミツバチ、
左手奥の方で小さく写っているのが、日本ミツバチです。
珍しいツーショット写真が撮れたので、お披露目します。