無事田沢湖でたつこ姫を見て、この日のホテルがある盛岡に行く事にします。こまちならすぐ戻れますがせっかくここまで来たのであえて田沢湖線に乗る事にします。しかし田沢湖線は本数が少ない上、県境を通る田沢湖~赤渕は1日4本ととんでもないことになっています(ここに青春18きっぷで来た人はある意味すごい)。しかし15時後半に盛岡行きがあったためこれに乗る事にします。まずは大曲行を見送り、その数分後に盛岡行きが入線、2両編成ですが、殆どが下車してしまい1両に3人くらいしか乗ってない・・・そんな訳で秋田県と岩手県境を走り途中2か所の信号場で停車、うち1か所では作業中の保線係員が乗ってきます、雫石で対向の普通電車待ち合わせ、こまちの通過待ちをして1時間で盛岡に到着しました。のんびりローカル線の旅もイイですね。

田沢湖駅の駅舎、ちなみに平成までは田沢湖町という名前だったが現在は周辺の町と合併して仙北市になっている。

時刻表、見ての通りこまちは1時間1本だが普通列車はかなり少ない。盛岡行きは7時の次が15時しかも17時で終電とは・・・これ以外は新幹線課金で移動するしかない。

発車待ちの大曲行、4両編成でワンマン運転ではないみたい。

盛岡行きが到着、何だか前面が真っ白、これに乗って盛岡を目指す。

途中の信号場は線路が雪で真っ白、ここで秋田行こまちのすれ違いと、保線係員の迎えをやって岩手県の赤渕駅へ、この区間は現在新幹線のトンネルを作っており完成後は所要時間短縮になるうえ、天候にも左右されなくなります。

雫石駅ではこまち通過待ちで停車します。

加えて田沢湖行がやってきます、貴重な県境越え列車だがわずか1駅で終点です(ほぼ向ヶ丘遊園止まりみたいなものだ)。

この時期なので17時台でも真っ暗(てか雫石あたりは16時で真っ暗だったぞ)、乗ってきた電車は回送になっておりその反対側にはワンマンの雫石行が発車待ちしていました。田沢湖線って県越えするとワンマン運転しないのか?とはいえ無事盛岡駅に着いて良かったです。