仲町台駅を発着するワゴン車、実はこれ路線バスで横浜市営バスの600系統という路線でした。これまで新横浜駅と仲町台駅を結ぶ300系統の代わりに開設され、仲町台駅から折本町を循環し、一部フリー乗降区間を設けるなどこれまでの路線バスにない特徴を持ってました。現金は使用できず、ICカードや一日乗車券、敬老乗車証のみが使用できました。しかし利用は振るわず実証運行期間終了の3月末を持って廃止となりました、ワゴン車の形の路線バスという面白い路線でしたが短命に終わってしまいました。

600系統で使われていた日産のワゴン車、かつて大量に在籍した日産ディーゼル(現UDトラックス)と同じ4000番台の車番が与えられていました。

バス停に到着します、こうしてみると違和感ありありです。他の系統も通る折本町周辺を通りつつ独自区間の都田ケアプラザ地区では自由乗降を入れるなどしていました。この系統の廃止に伴い300系統が一部復活したみたいです。余談ですが仲町台駅は1993年のブルーライン新横浜~あざみ野開業と同時に作られた駅で、それ以前は横浜線鴨居駅などがこの地区の最寄り駅だったそうです。歴史とは面白いものですね。