常磐線友部駅と小山駅を結ぶ水戸線、茨城県を横切る形で走っており終点小山のみ栃木県となります。小山駅手前にデッドセクションがあるためE531系で運転されており、2021年3月からはワンマン運転も行われています(この間まで元歌う電車だったE501系も使われていましたが、交直流両様機器が不具合を起こして運用されなくなりました)。
いかにも地方路線のワンマン運転に見えるのですが、E531系に料金箱は設置されておらず運転士による乗車券類の取り扱いは行われません、側面カメラで確認が出来るため東武8000系のようにドア扱いで運転台を離れる必要もないのは凄いところです。近いうちに八高線(川越~高麗川)でもワンマン化されるほか、E131系が導入される相模線や日光線も動きが気になりますが、5両編成でワンマン運転が出来るのはメリットなのかもしれません。
水戸線で使用されるE531系、基本的なつくりは常磐線と同じですが水戸線は全電車ワンマン運転なので側面カメラを装備した編成の限定運用になっています。
行先表示にはワンマン表示もされています。
ちょっとだけ運転台を観察、頭上にモニターが付いており停車中にホーム上を確認することが出来ます。この方式はE131系や東武20400系シリーズでも採用されています。
友部駅から1時間ちょっとで反対側の終点小山駅に到着、折り返しは友部行となっており入庫を兼ねて水戸行や勝田行きもあり、これらは常磐線もワンマン運転しています。小山駅で全ての電車が茨城県方面に折り返しますが、一部は黒磯まで回送して東北本線の新白河折り返し運用にも使うようです。E131系による宇都宮~黒磯のワンマン化も予定されており、その場合E531系も送り込み回送を旅客化するのか気になります。