(5,6)現在は留置線になった特急用ホームの駅名票はいまだに成田空港と書かれています、看板はほとんど撤去されていますがスペーシアの広告だけは残されていました。
(7,8,9)今使われているホームの駅名票と停車中の3000系です、東成田と聞くと来たことない人はローカル駅を想像しそうな名前です。こちらのホームにいても廃墟にいるオーラが漂って来るしホームには発車案内や接近放送もないので演出は抜群ですね・・・写真が多いので次回に続きます。
一通り寄り道した後はようやく成田空港へ行くことにしましたがここでは空港の歴史を知るために東成田へ行くことにしました、空港第2ビルで降りて自由通路を延々走って行くことにしましたが無機質な長い通路、監視カメラはあるが人影もない不気味な場所です(誰ともすれ違わなかったのでますます不気味でした)。ようやく通路を抜けて東成田駅に着くと広々としたスペースの半分が壁で仕切られており、奥には使われなくなったレストランや有人改札などがそのままになっていてその部分は電気も消えているので廃墟としか言いようがないくらいです。しかしなぜこのようになっているのかというと成田空港開業時はこの駅が成田空港として機能していたからなのです(もちろんターミナルまではバス移動でしたが)、当時は計画だけで終わった成田新幹線が乗り入れる計画になっており直接乗り入れられなかった京成は離れた場所に駅を設置するしか方法がなかったためこれが東成田だったという事だそうです(もちろんスカイライナーも乗り入れてました)、ところが沿線自治体の反対で成田新幹線が建設中止→国鉄民営化で完全白紙となった後空港側ではスペースが余っていたためJR成田線と京成線に転用したため東成田は空港ターミナルとしての機能を失い特急ホーム(現在でもここには成田空港の駅名票が残っている)が閉鎖されたため廃墟になったそうです(特急ホームは留置線として使われているそうですが使用頻度は少ないそうです)。成田空港開設にあたっていろいろな出来事があったそうですが東成田駅は現代にそれを物語ってくれる存在なのかもしれません、空港に遊びに来る機会があるのなら自分の目で見てその歴史を振り返ってみるのもいいでしょう!ただし警備は厳しいので長居するのは禁物です(空港に要人が来る日は避けた方がいいでしょう)、またいくら空港内だからと言って女性一人旅は私の感想からするとあまりお勧めできません。