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(1,2)大泉学園駅に到着した新江62系統、練馬始発と新江古田始発で表示が異なる。因みに練馬車庫発大泉学園行は練馬駅バスターミナルに入らず千川通りのバス停のみ停車する。
(3,4)練馬行と新江古田行はどちらも都営大江戸線の表示がなされる、これは今でも乗り継ぎで新宿まで行けることを示しているのかもしれない。現在東京都交通局は新しい路線が開通しても本数削減程度でとどめる方針に変更しているが西武池袋線と副都心線の直通により新宿三丁目まで乗り換えなしで行けるようになったため宿62系統の活躍できる場所はもうないのかもしれません。
(5)練馬駅バスターミナルに停車する新江62系統新江古田駅行、宿62系統時代はバスターミナルがなかったため練馬区役所前に停車しており(池袋・新宿発着の高速バスと同様)、それにより短縮後しばらくは新江古田駅発着となっていた(地下鉄乗り継ぎと練馬支所が近くにあるため)。
昨日に引き続き大泉学園で撮影したバスの話題です、大泉学園は殆どの路線が西武バス(西荻窪駅行のみ関東バスと共同運行)によって運行されていますが北口に1路線だけ都営バスの路線があります。実はこの新江62系統(練馬車庫・新江古田駅・練馬駅~大泉学園駅)はかつて新目白通りや山手通りを走り新宿駅西口まで乗り入れていた宿62系統の片割れなのです(当時は西武バスとの相互乗り入れ路線だった)。この路線が開設された当時は都営大江戸線が練馬~光が丘のみの路線だったため西武池袋線沿線から新宿に向かうには必ず池袋まで行く必要がありました、しかし池袋線沿線の人間はほとんど池袋まで乗るため混雑率はかなり高くなっていました(その後西武有楽町線の開通で少しは下げることが出来た)。その中で大泉学園や練馬から新宿まで乗り換えなしで行ける宿62系統は道路混雑で時間がかかっても満員電車に揺られることなく移動できるので貴重な存在でした、しかし都営大江戸線が練馬~新宿に延伸されると多くの人が地下鉄に移り山手通りに入ると宿62系統と大江戸線でほとんど区間がかぶってしまったため新江62系統として新江古田駅(練馬駅の隣)発着となり、練馬区からの新宿駅直通バスに終止符を打ってしまいました。その後練馬駅付近の高架化によるバスターミナルの完成で半数が練馬駅まで短縮され、新宿直通時代はたくさんあった本数も1時間1本(新江古田駅はさらに少なく路線図では本数少となっている)になった。しかし西武線では使えないシルバーパス類の行政乗車券が使えるため現在でも利用客は多く練馬駅手前ではほぼ満員となるくらいの人が利用します、所要時間も短めなのでたまにはバスでのんびりと移動するのもいいでしょう。