マネ育®講師:西岡奈美です。
キャサリンこと竹内かおり氏と
小学生向けの金融教育と大人向けの投資教育
を運営しています。
今日は家のポストにこのチラシが入っていました。
CMでもバンバン宣伝しているので
ご興味ある方もいるかもしれないですね。
このチラシの用語の意味がどういう意味なのか
解説してみたいと思います
ちなみに、私は証券会社に計4年勤めておりました。
なぜソフトバンクが上場するのか?
価格はいくら位なのか?など詳しい情報は
は他のサイトでたくさん出てきますので
そちらを検索していただければと思います。
■見出し
ソフトバンク株式会社
東京証券取引所新規上場に伴う売り出しのご案内
■事業の内容
移動/固定通信事業及びICTソリューションの提供
見出しと事業の内容はほぼ、意味そのままの内容です。
↓
ソフトバンク株式会社が東京証券取引所に新たに上場する事になりました。それに伴い、公に株式を売り出し致します。
事業の内容については、難しい書き方で、よく分かりませんが携帯電話に関する事業と考えておけばよいでしょう。
■需要申告期間
H30.12/3~12/7
需要申告のことをブックビルディングともいいます。
この期間の間に「ソフトバンクの株式を〇○円で買いたいと思っているよ」と証券会社に申し込む必要があります。
〇○円の部分については予め値段が設定されます。
これを仮条件と言います。
例えば
今回のソフトバンクの仮条件1500円(例)~1700円(例)です。
と言った感じです。(実際の価格は私は存じ上げません。あくまで例です)仮条件決定予定日は11/30だそうです。
仮条件決定後、需要申込期間内に
「私、ソフトバンクの株式を1700円で100株買いたいと思っている」
と証券会社に意思表示をする必要があるということです。
仮条件の範囲内の値幅なら安い方が良い
と感じられるかもしれませんが、
この後、価格が仮条件の値幅の中で正式に決定します。
正式決定価格が自分の申込価格より上回ってしまった場合、
購入できなくなります。
基本的に、上限で申込んでおいた方が良いでしょう。
■申込株数単位
100株以上100株単位
東京証券取引所に上場する株式は100株がひとまとまりです。
100株の倍数で申込してください。
■売り出し価格等決定日
H30.12/10
正式な価格が決定する日です。
と同時に、申し込み多数の場合、購入権利の抽選が行われる日です。
この日かもしくは次の日くらいまでに
購入権利がある人には連絡があります。
■申込期間
H30.12/11~H3012/14
購入権利のある人が購入しなければならない期間です。
この間に購入しなければ権利を失います。
■上場予定日
H30.12/19東京証券取引所に新規上場予定
この日に実際にみなさんが想像するような、市場での取引が開始されます。購入権利を得て、実際に購入した方はこの日から売却も可能になります。要は、一般に広くどなたでも売買できる日の事です。この日から株価が動きはじめます。
抽選で外れ、購入権利が得られなかった方も、どうしても欲しければこの日から市場で買い付けることが出来ます。但し、値段(株価)についてはどうなるかわかりません。
つまり、
新規上場(IPO)による買付は価格が決まっていて、市場に出回る前に買い付けることが出来る取引
ということですね
新規上場(IPO)は
市場に出回る前のいわば限られた取引なので
取扱い証券会社は決まっています。
その取扱い証券会社で証券口座を持っていることが
申込の条件になります。
ソフトバンクさんのリンクで調べることが出来ます↓
http://www.softbank-ipo.com/#brokerage
少々、長くなりましたが
参考になれば嬉しいです
「お金」について学ぶことは「生きる力」を育む事。
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