160cm基準 スマートアンクルパンツ サイズ表の読み方②

— インシーム丈で読む 2ステップ
 

スマートアンクルパンツのサイズ表(M)に記載されている
インシム66cm
この数値は、実際にはいたとき
64cmわるのでしょうか。

 

ユニクロのスマートアンクルパンツのサイズ表に記載されたインシーム66cmが、実際の着用時にどのような丈感として現れるのかを総丈構造から整理した図解
スマートアンクルパンツのサイズ表に記載されているインシーム66cm。この数値は、実際に着用したときの垂直方向の高さを示しているわけではありません。パンツの総丈構造を理解することで、サイズ表のインシーム丈をどのように読み取るべきかが見えてきます。
 

今回は、
前回の記事で確認した パンツの丈構造 をもとに、
サイズ表のインシーム丈を
どのように理解すべきかを整理していきます。
 


まず、必ず押さえておいていただきたい
最も重要なポイントから確認します。

 

サイズ表に記載されているインシーム丈は、
決して「自分の脚の長さ(股下)」と
同じ基準で測られた値ではありません。

 

ここを取り違えた瞬間、
丈の予測はほぼ確実にズレてしまいます。

 


 

テーパードパンツのパターン上で測定される股下寸法と、実際に着用した際に感じる垂直方向の丈感の違いを比較した図解

サイズ表に記載されている股下寸法は、床に対する垂直の高さではなく、パンツのパターン上で生地に沿って測定された長さです。
そのため、実際に着用した際に感じる丈感とは一致しない場合があります。
(本画像で使用しているパターンは、理解を深めるために制作したテーパードパンツの参考用パターンです。
ユニクロのスマートアンクルパンツの実際のパターンや仕様とは関係ありません。)

 

 

写真に示されているラインが、
サイズ表に表記されている
インシム丈の際の測定です。

 

重要なのは、
このラインが 床を基準にした垂直線ではない という点です。

 

つまり、サイズ表のインシーム丈は、
パンツのパターン上で
生地に沿って測られた長さであり、
着用時に体感する
垂直方向の高さとは性質が異なります。

 


一方、私たちがパンツをはくと、
パンツは 重力に沿って垂直に近い態で落ちます。

 

このとき、
パターン上のインシーム丈は、
着用時の「垂直高さ」として
み替える必要があります。

 

スマートアンクルパンツ SMサイズ
インシーム区間を
垂直高さ基準で換算すると、
実際に床から上がる高さは
およそ64cm前後になります。

 

そのため、
サイズ表では66cmと表記されていても、
実際にはいたときに感じる
インシームの高さは
64cm前後として認識されるのです。

 


この違いを理解しないまま、

「サイズ表にインシーム64cmと書いてあるから、
自分の脚の長さを基準にすると、
裾はこのあたりに来るはず」

と計算してしまうと、
購入後の着用結果は、
ほぼ例外なくズレてしまいます。

問題はパンツそのものではなく、
インシーム丈の読み方そのものが
間違っていることにあります。

 


ここからは、
インシームの数値だけを見て
丈を判断するのではなく、

 

パタン構造 → 垂直高さ → 着用位置

 

この順番で
あらためて解釈する必要があります。