160cm基準 スマートアンクルパンツ サイズ表の読み方③
— インシーム丈で読む 3ステップ
スマートアンクルパンツの インシーム丈は垂直の区間ではない という点を、
前回の記事で説明しました。
今回はこの内容を もう一度だけ正確に整理し、
実際の着用位置の予測につなげていきます。
まず、160cm前後の方について
押さえておきたい前提があります。
159〜160cm基準では、
スマートアンクルパンツの S・Mサイズは、
いわゆる「正統なアンクル丈」として見ると、
やや長めに感じられる傾向があります。
(詳しくは前回の記事で触れています)
ここから、オンライン購入で
最も大きなズレが生まれます。
オンラインでパンツを選ぶとき、多くの方は
- モデルの着用写真
- モデルの身長
を見て、そのイメージを
自分の身長(160cm)にそのまま当てはめて判断します。
しかし、この方法が成り立つためには、
必ず満たしておくべき条件が2つあります。
🔹 必ず知っておくべき前提 2つ
① 自分の股下(脚の長さ)を把握していること
同じ身長160cmでも、インシーム丈が異なると、
着用時の丈感にははっきりとした差が生まれます。
- 同じ160cmでも、
股下は 約69cm〜73cm まで差があります。 - 身長が同じでも、裾位置が違って見える理由です。
② パンツのインシーム丈を正しく理解していること
サイズ表に記載されているインシーム丈は、床に対する垂直の高さではなく、パンツの縫製ライン(インシーム縫製線)に沿って測定された長さです。
スマートアンクルパンツ S・Mサイズの場合、この数値を着用時の垂直高さに換算すると、およそ64cm前後となります。
- サイズ表に記載されたインシーム丈は、
垂直の高さではなく、縫製ラインの長さです。 - スマートアンクルパンツ S・Mサイズの
実際のインシーム「垂直高さ」への換算値は
約64cm になります。
🔹 この2つが分かると何ができるか
条件がそろいます。
- 自分の股下の長さ
- パンツのインシームの垂直高さ
この2つを基準にすれば、
股上をYゾーンにしっかり合わせてはいたとき、
裾が脚のどの位置に来るのかを、
購入前にほぼ誤差なく予測できます。
この段階から、
モデル写真を「感覚」で見るのではなく、
数字で判断する買い方が可能になります。
159〜160cm基準
身長159〜160cm基準での測定例。パンツは股上をYゾーンにぴったり合わせて着用し、スマートアンクルパンツ S・Mサイズの
脚の垂直高さ(実測値64cm)を基準に、裾位置を予測しています。
インシーム別 スマートアンクルパンツの裾位置予測
前提条件
- パンツは 股上をYゾーンにぴったり合わせて着用
- スマートアンクルパンツ S・Mの垂直高さ = 64cm(実測)
👉 つまり、
スマートアンクルパンツの「脚の長さ」は 64cm と考えます。
📏 股下別 裾位置の目安
👣 股下 69cm
→ 足裏から 約5cm上
👣 股下 70cm
→ 足裏から 約6cm上
👣 股下 71cm
→ 足裏から 約7cm上
👣 股下 72cm
→ 足裏から 約8cm上
このように、
裾位置は大きく変わります。
では、同じ160cmで
同じシルエットが作れるでしょうか?
📸 実際の例を確認します
下の写真は、
身長160cm/股下72cm のマネキンを
素足で撮影したものです。
- 裾位置:足裏基準で 約8cm
- Yゾーンまでの長さ:72cm
👉 計算結果と実際の着用位置は
正確に一致しています。
計算結果と実際の裾位置が一致していることを確認できる実例です。
✅ 必ず覚えておきたいポイント
- スマートアンクルパンツのサイズ表にあるインシーム丈は、
脚に合わせて「垂直高さ」として解釈する必要があります。 - 実測結果では、
S・Mサイズ = 64cm です。
160cmの方へ
スマートアンクルパンツは、
「定番パンツ」と言われるほど
使い勝手の良いアイテムです。
ただし、この インシームの読み方を
知っているかどうかで、
- 丈が中途半端なパンツにもなりますし
- 自分の好みにぴったり合ったパンツにもなります。
📌 この基準を理解してこそ、
体型に合わせた理想の丈感を設計できます。
ただし、160cm基準の丈予測は、
ここで終わりではありません。
まだ 2つの変数が残っています。
この2つによって、
同じインシーム丈でも
着用したときの印象は大きく変わります。
次回の記事で、
その続きを詳しく説明します。



