こんにちは
マネー三郎です!
今日は昨日のブログの
続きです
昨日のブログは
こちらから
今回のテーマ
だいぶ長くなりましたが
今回で最終回です
退職金は3,000万円
iDeCoの受取り額は
353万8千円
会社の勤務年数は30年
iDeCoの加入期間は10年
として
先日は退職金とiDeCoを
同時に受け取り
昨日は
①先に退職金を
受取り後でiDeCoを
受け取るという例でした
今日は
②60歳でiDeCoを一時金で
受取り65歳で退職金を
受け取るとします
この場合の受取り時の税金は
どうなるかというと
約184万円になります
これどう計算しているか
というと
まず60歳時点で
iDeCoを一時金で受け取って
いますが
10年間iDeCoに
加入しているので
退職所得控除額が400万円
あります
なのでiDeCo受け取り時には
税金は発生しません
次に65歳時点で
退職金を受け取っていますが
この場合には昨日の例と
違って退職所得控除額の
調整は不要になり
勤務年数は30年で
退職所得控除額を
計算します
というのも
先に退職金を受け取って
その後iDeCo一時金を
受け取る場合には
iDeCo一時金を受け取る
前年以前19年以内に
退職金の支払いを受けていると
退職所得控除額の調整が
必要でした
一方
iDeCo一時金を受け取ってから
退職金を受け取る場合には
退職金を受け取る前年以前
4年以内にiDeCo一時金を
受け取っていなければ
退職所得控除額の調整は
不要になります
今日の例では
60歳でiDeCo一時金を
受け取ってから5年経過して
退職金を受け取っているので
退職金受け取り時には
退職所得控除額の調整は
不要になります
結局
まとめると
今回の例の場合には
退職金とiDeCoを同時に
受け取る場合
税金約245万円
先に退職金を受け取り
その後iDeCo一時金を
受け取る場合
税金約207万円
先にiDeCo一時金を
受取り後で退職金を
受け取る場合
税金約184万円
となります
もらえる金額や
勤務年数等が変われば
結果は変わってくる場合も
あるかと思いますが
基本的には
①退職金とiDeCo一時金を
同時に受け取る場合には
税金が高くなる場合が
多い
②退職金をもらってから
iDeCo一時金を受け取る
場合には
iDeCo一時金を受け取る
前年以前19年以内に
退職金をもらっていれば
iDeCo一時金の受け取り時には
退職所得控除額の調整が
必要になる
(①よりは税金が少なくなる
と思いますが③よりは税金が
多くなる場合が多いと思います)
③iDeCo一時金を受け取ってから
退職金を受け取る場合には
iDeCo一時金を受け取ってから
退職金を受け取るまでの期間を
5年以上あけるのが
もっとも税金が安くなる
場合が多い
ということになります
今回長々と
お話ししてきましたが
今回の件も含めて
やっぱりiDeCoは
NISAに比べて複雑です
なので
iDeCoをしていて
どう受け取れば
得になるのかについて
迷った時には
専門家に相談することを
おすすめします
それでは!
最後まで読んでいただきまして
ありがとうございます!
いいね、フォローの方も
よろしくお願いします
また、お会いしましょう