昨日のブログでは
社会保険の加入義務が
拡大してきているという
ことをお話ししました。
昨日のブログを読んでいない方は
こちらから
そこで、今回は社会保険に
加入すると、どれだけ手取りが
減少するのかを計算してみたいと
思います
ここにパートで働く
AさんとBさんがいるとします。
Aさんは社会保険に未加入ですが
Bさんは社会保険に加入
(健康保険・厚生年金
雇用保険)しています
給料の金額は以下のとおりとします。
Aさん 年間給料105万円
Bさん 年間給料107万円
ともに50歳として、
問題を簡単にするために
配偶者の収入等の条件は
同じとし、所得控除は
基礎控除と社会保険料控除
のみ考慮します。
また、復興特別所得税は
考慮しません。
まず、Aさん
年間社会保険料 0円
(扶養に入っているので)
年間所得税・住民税 約1万3千円
手取り額 約103万7千円
Bさん
年間社会保険料 約16万4千円
年間所得税・住民税 0円
手取り額 約906,000円
となります。
Bさんの方が収入が2万円
多いのにもかかわらず
だいたい13万円ぐらい手取り額が
減少します
この感じで計算していくと
Bさんの収入が124~5万円でAさんの
手取り額と同じぐらいになります。
たしかに、この計算でみると、
社会保険に加入するほうが
だいぶ不利になりますね
パートの人が仕事を抑え気味に
するというのもわかる気がします・・・
ただ、社会保険に加入すると将来の
年金額は増えます
ですので、社会保険に加入することの
メリットがないわけではありません
扶養のままにするか、社会保険に
加入する必要があるまで働くかは
人それぞれでしょうね
最後までお読みいただき
ありがとうございました。
マネー三郎でした。
また、お会いしましょう!